Formula Nippon

Fニッポン第5戦 上位入賞者のコメント


波乱のレースを戦い抜いた3人(Photo:K.Takeshita)

優勝 リチャード・ライアン
 まず、チームに感謝したい。トップチームとはいえなかったがようやく優勝できた。ここまで長かった。第1ヒートが得意のウエットで優勝できたのが大きかった。5周目あたりからブレーキがつらかったがマシンには自信があったので、集中力が途切れないようにしてミスをしなければ本山選手を抑えられると思っていた。ようやく勝ったがトップに居続けることは難しいのでこれからもチームとともに努力したい。レースはF1のように1レース制の方が好きだが今回は勝ったので2ヒートに対しての不満はない。

2位 ブノワ・トレルイエ
 今朝第1ヒートがウエットだったのが自分には有利だった。スタートは良かったが、シケインでチームメートの本山選手が驚くようなブレーキングをしたので彼に抜かれてしまった。マシンはアンダーステア気味だった。本山選手がスローダウンしたときは自分のマシンにもトラブルがおきないかドキッとしたが、かろうじてゴールできポディアムに来れたのは運が良かったんだろう。

3位 脇阪寿一
 3位には満足している。マシンはドライでは1分47~48秒が限界で、決勝レース中の状態も良くなかった。セッティングとかの問題じゃなくてマシン自体が何らかのトラブルをかかえているようだ。今年は何としてもチャンピオンを取りたいのでこの問題を解決して次戦の菅生では優勝したい。今日はラッキーだった。このラッキーをオーナーの佐々木さんに送りたい。

優勝監督 村岡潔
 まだまだトップチームにはなってないが、ようやくトップチームの背中が見えてきた。他社メンテを考えたこともあったが、自社メンテにはこだわってきて良かった。リチャードと出会い、今年から2台体制になって服部選手の存在も大きく、リチャードを勝たせることをチームの目標としている。ここまで長かったが、スポンサーはもっと長かっただろう。



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