PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 公式予選

MJ13_0238_fineプレスインフォメーション 2013年9月07日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 公式予選を、2013年9月7日(土) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。

天候:曇 路面:ドライ 気温:29℃ 路面温度:30℃(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シリーズも終盤戦。今回の第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けてまさに天王山ともいうべき重要な1戦である。舞台となるのは富士スピードウェイ(静岡県)。国内屈指の高速サーキットは、前半の高速セクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかがカギとなる。また、決勝が行なわれる9月8日(日)は雨の予報となっており、7日(土)の予選はさらに重要な意味を帯びてくる。

今シーズン、富士スピードウェイではこれまで3戦が行なわれており、#12 小河諒、#72 近藤翼ら若手ドライバーが勝利を収めている。9月6日(金)に行なわれた専有走行では#12 小河や#14 川端伸太朗、#19 永井宏明らが好タイムを出しており、チャンピオンクラスでのタイトル争いは予断を許さない状況となっている。

専有走行3番手タイムの#19 永井は「若手ドライバーたちに食い込めたらいいなと。天候次第ですが、まずは全力を出し切れるような予選にしたいですね。クルマの感触に不安はありません」と笑顔。トップタイムの#12 小河は「100%の出来ではありませんが、専有走行でのトップタイムは予選に向けての励みとなりました」と語っており、王座獲得への意気込みも十分。#14 川端も「自信はあります」と表情は明るい。チャンピオンを狙うのは厳しいが、上位に食い込む走りでタイトル争いを多いにかき回してくれることを期待したい。一方、ランキングトップの#78 近藤は晴れない顔。予選を想定してのセッティングを試していたが、納得の行く仕上がりではないようだ。

ジェントルマンクラスに目を移すと、ランキング4位の#33 Ogino Tetsuoがクラストップ。前戦SUGOラウンドで連勝を挙げた#7 星野敏がそれに次ぐ順位を得ている。ランキング上位の#2 田島剛、#21 高田匠、#3 江本玄はややスロースタートだが、いずれのドライバーもポイントが接近しているだけに、レースに向け緊迫感はいやがうえにも高まる。

今回の予選はノックアウト方式ではなく、30分1セッションのアタック方式。13時10分、涼しい風が吹く曇り空のもと、全14台がコースインしていった。「早めにタイムを出すよう心がけて臨みました。2セット目のアタックは納得のいくものではありませんでしたが、一番前から出られる優位性を活かしたいですね」と語る小河が4周目でトップタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得。2番手には#19 永井、その後ろに#14 川端、#78 近藤と続く。若手に食い込みたいと語っていた#19 永井は、フロントロウからのスタート。「前の列から出られるのはかなり有利なので、集中して走りたいと思います。クルマに差がありませんから、スタートは本当に重要ですね。前に出て逃げ切る展開にしたいです」と#19 永井が語れば、ポールポジションの#12 小河も「永井さんは上位に来ると思っていました。スタートがうまいので、僕も落ちついてスタートを決めていきたいと思います」と、#19 永井の速さを警戒しながらも不敵な笑みを浮かべた。

今回の予選でチャンピオンクラスに食い込む5番手タイムを出したのは#7 星野。「きのうの反省を活かして走ることができました。GT走行後のラバーが乗っていたので、ブレーキングとコーナリングで稼げましたね。決勝ではとにかく1コーナーをうまく乗り切って最高の走りをしたいと思います」と汗を拭いながらも達成感にあふれる笑顔。対照的に悔しそうな表情を見せたのは、ジェントルマンクラスランキングトップを行く#2 田島。「決勝ではチャンピオンクラスも意識して走りたいですね。ひとりでもかわしてポイントを獲得したいと思います」と、8日(日)の決勝に向けて集中力を高める構えを見せた。

決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定。チャンピオンクラスは#12 小河、#19 永井、#14 川端、#78 近藤が鎬を削る。ジェントルマンクラスは#7 星野と#2 田島の勝負に#33 Oginoや#27 眞野壮一郎らがどこまで絡めるかが注目のポイント。両クラスとも、息をもつかせぬ接戦が繰り広げられることは間違いない。クライマックスに向け、戦いの潮流は加速していく。

■第9戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'44.328
2 19 永井 宏明 C ナインレーシング 1'44.563
3 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'44.758
4 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'44.808
5 7 星野 敏 G D'station HAI997 1'45.377
6 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.422
7 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ 1'45.517
8 2 田島 剛 G TAJIMA RACING 1'45.541
9 33 Ogino Tetsuo G KRM ケーズフロンティアGT3 1'45.752
10 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション 1'46.405
11 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 1'46.536
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING 1'46.710
13 24 GO MAX G たかのこ みきゃんGT3Cup 1'46.874
14 23 スズキ マサオミ G SR DIRECTION 1'48.660

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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