Japanese F3

JF3:第5戦富士決勝 国本圧巻の開幕5連勝!! Nクラスも小林が今季4勝目を挙げる

全日本F3選手権第5戦の決勝レースが6月12日、富士スピードウェイで行われ、ポールシッターの#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が後続を13秒以上突き放す大差で勝利した。国本はこれで開幕5連勝を達成、タイトル獲得に向けて大きく前進した。
またNクラスは#8小林 崇志(HFDP RACING F307)がスタートからトップを守りきり、こちらも今季4勝目を挙げた。

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決勝レースは午後1時15分にスタート。
ポールの国本がホールショットを決め、その後は1周あたり1秒のハイペースで一気に後続を突き放しに掛かる。

その後方では3番手スタートの#2アレキサンドラ・インベラトーリ(TODA FIGHTEX)が2位に浮上する一方で、フロントロースタートの#36ラファエル・スズキ(PETRONAS TOM'S F308)がスタートに失敗、順位を3つ落としてコントロールラインに戻ってきた。
3番手は#62嵯峨宏紀、4番手には#12関口雄飛がつけるが、関口はオープニングラップでスズキを、2周目には嵯峨をパスした勢いもそのままに2位インペラトーリとの間合いを詰めていき、6周目のホームストレートで遂に抜き去って2位に浮上した。

インペラトーリはその翌週にもスズキの先行を許し、4位に後退した。
1周目で後退を余儀なくされたスズキは中盤以降ペースを取り戻し、レース終盤は一旦は抜かれた関口との差を詰めに掛かったが一歩及ばず。
レースは国本、関口、スズキの順で決着。
国本は開幕以来負けなしの5連勝で明日の第6戦に臨むこととなった。

Nクラスは予選トップの小林がそのままトップをキープして15周を走り切り、今季4勝目を挙げた。
2位には#37蒲生尚弥。3位#23佐藤公哉は一時蒲生の背後を脅かす場面もあったが、広報から追い上げてきたCクラスの車両に行く手を阻まれ、結局3位のまま第5戦を終えることとなった。

次戦第6戦決勝は明日午後3時20分より、21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


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