Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝記者会見 総合&Nクラストップ3のコメント

優勝 勝田貴元(トムス)
f3_r08_r_pc-katsuta  「レース毎にクルマをつかめてきて、岡山ではようやくポールを取ることができ、チームにもなじめ、レースウィークを通していい流れできましたが、トラブルでリタイアしてしまいました。今回は富士ということでデータもありトヨタのホームコースなので、後半戦のためにもポールを取って勝つつもりでいました。金曜日から調子はよかったんですが、なかなか歯車がかみ合わなくて、タイムはよくなかったんですが、感触は良かったです。チームも細かいところまで探ってくれ、決勝前にもフロントノーズのトラブルを直してもらってクルマの動きも格段に良くなりました。スタートは中山選手を抜くことができず、ダウンフォースの関係もあって、100Rや13コーナーは同じラインを通らないように走っていました。最終コーナーで、ちょっと無理に入って前に出て、中山選手と並んで1コーナーに飛び込んでいったんですが、高速コーナーのAコーナーで前に出ることができました」
決勝2位 中山雄一(トムス)
f3_r08_r_pc-nakayama  「スタートでちょっとミスったんですが、抜かれませんでした。最終コーナーで後ろを見ていなくて、ターンインするときにいきなり入られ、直線でスリップを使ったんですが、加速しなくて1コーナーで抜くことができず、Aコーナーでもポジション取りが悪くて抜くことができませんでした。そこからはダウンフォースが足りなくて1秒あたりの差で等間隔で走っていました。最初の周にタイヤを傷めたので少しづつ遅れてしまいました」
決勝3位 野尻智紀(戸田)
f3_r08_r_pc-nojiri  「4番手スタートで、昨日の調子を考えるともうちょっとどうにかできたと思う予選でした。気持ちを切り替えたスタートは普通で、千代選手がタイヤをロックさせたのでチャンスがあると思いました。1コーナーの駆け引きでもベストなブレーキングをすれば、彼が飛び込んできても大丈夫だと思っていました。その後は、トップ2台について行こうと思ったんですが、タイヤのグリップがなくなってきたときにトップとの差はまだまだあるのかなと思います」
Nクラス優勝 ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
f3_r08_r_pc-nanin  「今日初めて予選と決勝でトップになれてうれしかったです。メカニックやエンジニアとも相談しましたし、富士も一番走っているコースなので調子は良かったです。ぼくもがんばりましたが、トムススピリットの人たちも昨日は夜までクルマを整備してくれて、ほんとうに感謝しています。スタートも良くて1コーナーでトップに立てましたが、最後はタイヤをうまく使うことができてなくてコンマ7秒まで迫られてしまいました」
Nクラス決勝2位 高星明誠(NDDP)
f3_r08_r_pc-takaboshi  「金曜日から調子が良くなくて予選1回目はコンマ1秒負けましたが、2回目は勝つことができました。レースはスタートには自信があったので抜くことができれば大丈夫と思っていました。でも1コーナーはトップで入れたのに、かぶされてしまいました。その後はダウンフォースが減って、空気の流れがいいところを捜して走っていました。前半タイヤをセーブして置いて行かれ、中盤から勝負をかけようと思い、ナニン選手のタイヤがたれてきたところでプッシュしたんですが、抜くことができませんでした。優勝は続けていきたかったんですが、レースだからこういうことはあると思っていました。あしたに向けてがんばります」
Nクラス決勝3位 小泉洋史(ハナシマ)
f3_r08_r_pc-koizumi  「大好きな富士のコースなので表彰台に上がれればと思っていました。高星君とナニン君が速いのでスタートを決めてついて行ければと思っていました。小河君のスタートも悪くなかったんですが、1コーナーで内側のラインを取れました。小河君とのマッチレースになりましたが、セクター1,2は私の方が有利な感じで、セクター3が断然小河君の方が良くて、1コーナーでインやアウトを取られたんですが、なんとか押さえることができました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース