SUPER FORMULA

SF:第3戦富士公式予選 #8デュバルが全セッショントップでPP獲得。#39国本も初のフロントローに

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦の公式予選が7月13日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、先月のルマン24時間レースで優勝したアウディR18をドライブした#8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)が接戦を制し、ポールポジションを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ)

sf_r03_q-8

sf_r03_q-19

sf_r03_q-duval

sf_r03_q-kuimoto

sf_r03_q-oliveira

sf_r03_q-duval_pp

公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1
いつもは開始から暫くコースインせずに互いに様子をうかがう事の多いQ1だが、今回は開始早々から各車積極的にアタックを繰り返す展開となった。
前半の10分が終了した時点でのトップは#39国本雄資。
しかし各車一旦ピットに戻った後、残り6分で再びコースインして行われたタイムアタック合戦を制したのは#8デュバルだった。タイムは1'24.993。2番手は#38平手晃平、ディフェンディングチャンピオンの#1中嶋一貴を挟んで4番手に#39国本とセルモインギング勢の好調ぶりが目立った。
またこのセッションもフリー走行に続いてトップから1秒以内に15人のドライバーが集中する接戦となり、#41武藤英紀が14位の#32小暮卓史にわずか0.002秒及ばずQ1敗退となったほか、#11中山友貴、#62嵯峨宏紀、#18リチャード・ブラッドレー、#15小林崇志がここで予選を終えた。

予選Q2
7分間の走行となる予選Q2では、各ドライバー大幅にタイムを更新し、上位6人が1分24秒台に突入。
ここでも2周目から全開アタックを敢行したデュバルが1'24.557を叩き出してトップに立った。
そこから1秒以内に全車が入る接戦の中、8位#16山本尚貴に僅か0.08秒及ばなかった#20松田次生がまさかの脱落。開幕戦でポールトゥウィンを達成した#40伊沢拓也、#10塚越広大、#32小暮卓史とホンダ勢の有力ドライバーやルーキーの#7平川亮のほか、#3安田裕信がここで予選を終える事になった。

予選Q3
Q2同様7分間の走行となるQ3でもデュバルとインギング勢の好調ぶりは変わらず。
デュバルは2周目からの全開アタックをここでも披露。Aコーナーで僅かにラインがワイドに膨らんだとはいえ、1'24.708を記録。これに対し#39国本は1'24.734、#19オリベイラ1'24.748と僅かに及ばず、デュバルのポールポジションが確定した。
なお、このセッションで最後尾の8番手に終わった#31中嶋大祐とデュバルの差も僅か0.331秒に過ぎず、決勝レースも激しい戦いになる事が予想される。

第3戦決勝は明日午後2時15分より55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース