AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CAR CHAMPIONSHIP 1999 GT INSIDE REPORT NETWORK EDITION ------------------------------------------------------------------------- 99AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズの記者発表が行われる 「GT RUN&ATTACK」と「地域交流宣言」でより身近なレースを目指す 2月25日、東京・渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで1999年AUTOBACS CUP 全日本 GT選手権シリーズの記者発表会が行われた。 99年度も、前年度に引き続き、シリーズ・スポンサーとして株式会社オートバック スセブンを迎え、シリーズ戦全7戦を「オートバックス・カップ全日本GT選手権シリ ーズ」として開催。また、シリーズパートナー・スポンサーとしては日本信販株式会 社、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社の協賛を得 ることが発表された。 GTアソシエイション(GT-A)は、1994年シリーズ初年度より過去5年間においてレー ス内容はもちろんのこと、「ファンの満足度」の高い大会を目指し、各種イベント、 プロモーション活動を行ってきたという。また、同時に地域社会への貢献としてチャ リティ活動にも取り組んできた。 今年度はそれをさらに充実する方向で進めるという。特にファン、および自動車愛 好者のサーキット、レーシングチームに対するイメージアップとして、「GT RUN& ATTACK」を開催。「地域交流宣言」を行い、各地方自治体に対し全日本GT選手権が持 つ資産を提供して地域社会との交流を来ないモータースポーツとの理解、共生、交通 安全の向上などを目指していくという。 ■1999GTCレース&テスト スケジュール 大会 サーキット レース 合同テストディ -------------------------------------------------------------------------- 第1戦 鈴鹿サーキット 3月20,21日 3月4日(木),5日(金) 第2戦 富士スピードウェイ 5月1,2日 4月2日(金),3日(土) 第3戦 スポーツランドSUGO 5月29,30日 4月13日(火)、14日(水) 第4戦 MINEサーキット 7月10,11日 6月16日(水)、17日(木) 第5戦 富士スピードウェイ 8月7,8日 7月20日(祝)、21日(水) 第6戦 TIサーッキト英田 9月25,26日 8月31日(火)、9月1日(水) 第7戦 ツインリンクもてぎ 10月23,24日 9月14日(火)、15日(祝) *GTオールスター戦は開催を予定しているが開催日時、場所に関しては未定 *テストディ共通走行時間(予定) 1回目 2回目 レース週金曜 9:00~10:30 14:00~15:30 合同テストディ走行時間 1日目 9:30~11:00 14:00~15:30 2日目 9:00~10:30 12:30~14:00 ■99シリーズ暫定エントリーリスト(2/25現在) 注)レースイベントにより参加チーム、ドライバーは変更になる場合があります。 [GT500] No. マシン ドライバー チーム タイヤ ---------------------------------------------------------------------------- 1 ペンズオイル・ニスモGTR エリック・コマス(F) 本山 哲 NISMO BS 2 ARTAゼクセルスカイライン 鈴木亜久里 ミハエル・クルム(D) NISMO BS 3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS 6 ESSO Tiger Supra 舘 信吾 TBN ESSO Tiger Team LeMans BS 11 エンドレスアドバンGTR 和田孝夫 木下みつひろ ENDLESS SPORTS YH 12 カルソニックスカイライン 星野一義 影山正美 TEAM IMPUL BS 16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 無限×童夢Project BS 18 童夢無限NSX 脇阪寿一 金石勝智 無限×童夢Project BS 30 綜警McLaren GTR 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS 32 cdma Oneセルモスープラ 近藤真彦 木下隆之 cdma One TOYOTA TEAM CERUMO with Key's BS 35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路慎一 ピエール・ラファネル(F) マツモトキヨシTEAM TOM'S MI 36 カストロール・トムス・スープラ *関谷正徳 TBN TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI 37 カストロール・トムス・スープラ *鈴木利男 片山右京 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI 38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 立川祐路 TOYOTA TEAM CERUMO BS 39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 影山正彦 TOYOTA TEAM SARD YH 55 STPタイサンバイパー 松田秀士 TBN TEAM TAISAN YH 64 Mobil1 NSX 山西康司 トム・コロネル(NL) Mobil1 NAKAJIMA RACING BS 88 JLOCディアブロGT1 和田 久 古谷直広 JLOC TY 100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT BS [GT300] No. マシン ドライバー チーム タイヤ ---------------------------------------------------------------------------- 7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本晴彦 山野哲也 RE雨宮レーシング YH 9 大黒屋プロキダイポルシェ 羽根幸浩 徳田照幸 TEAM大黒屋 DL 10 アビリティ・マリオポルシェ 麻生英彦 檜井保孝 アビリティモータースポーツ DL 14 ホイールショップアルタシルビア 古在哲雄 小宮延雄 アルタレーシングチーム 15 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士 井出有治 NISMO YH 19 ウェッズスポーツセルカ TBN TBN RACING PROJECT BANDOH 21 BP-トランピオ-BMW 一ツ山康 TBN HITOTSUYAMA RACING TY 25 モモコルセ・アペックスMR2 新田守男 菊池 靖 アペックス YH 26 TAISANポルシェRSR 青砥浩司 山岸 大 TEAM TAISAN Jr. YH 61 ライボン・トランピオ・FTO 中谷明彦 TBN チーム・ライボン・ラリーアート TY 70 外車の外国屋ポルシェ 石橋義三 パトリック・バン・スクート(B) TEAM GAIKOKUYA YH 71 シグマテック911 城内政樹 TBN シグマテックレーシングチーム 72 オークラRX7 石川 朗 平野 巧 オークラロータリーレーシング YH 77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 クスコレーシング YH 81 ダイシンシルビア 福山英朗 大八木信行 TEAM DAISHIN YH 86 AE86ターボ TBN TBN KRAFT 99 大黒屋ぽるしぇ 吉富 章 日置恒文 TEAM大黒屋 DL 111 JIM GAINER F355 井倉淳一 真希遊世 TEAM GAINER TH 355 イエローマジックF355GT TBN TBN CLUB:YELLOW MAGIC YH 910 ナインテンポルシェ 余郷 敦 砂子智彦 910 RACING DL ○略号 TBN:未定 *:ドライバー組合せ未定 タイヤ BS:ブリヂストン、DL:ダンロップ、MI:ミシュラン、TY:トーヨー、 YH:ヨコハマ 国籍 B:ベルギー、D:ドイツ、F:フランス、NL:オランダ ■地域交流宣言 <GT-A発表リリースより抜粋> 99年度 GT-A地域交流活動 -GTCと地域社会の交流宣言- 1999年2月25日 『地域交流宣言』 --------------------------- 我々GT-Aは、99年度、『地域交流を通じてGTCの制限を 提供して地域振興に貢献すること』をここに宣言し、 交流を実施希望される団体を募集します。 --------------------------- <交流宣言の趣旨> ■GTCは、1994年より本格スタートし、5年間で日本のモータースポーツのトップ・ カテゴリーににまで成長しました。98年の実績では日本の国内レースイベントとして 1レース当たりの観客動員数は、国内最大を記録するまでになりました。 開催されるサーキットも全国6ケ所にわたり、各地の人々にモータースポーツを楽し んで頂いております。 95年より、GT選手権として、地元交流・社会還元を目指し、「ポラロイドチャリテ ィ」として、ピットウォーク時にドライバーとファンのポラロイド写真サービスを行 ない、その収益をレース開催サーキットを通じて、地元自治体を中心に寄附して参り ました。 ■本年度は、本格スタート後5年という1つの節目を終え、新しい成長期を迎えるに 当たり、新たな取り組みをスタートさせる時であると考えます。 その新しい取り組みの1つとして、GT関係者やレーサー達、チーム関係者を中心に地 域社会との交流で、GTCの資源を活用した地域振興を望んでおります。 その活動を通じて、「スポーツ・ドライビングの理解」と「周辺環境との共生」の促 進、また、自動車社会での交通安全の向上が起こることを目指しています。 ■我々はこの活動が。「地域社会」に喜ばれ、相互に有効な継続的活動として、定着 していくように努力したいと考えております。 そして、日本での「新しいモータースポーツと地域社会とのあり方」として、先駆者 的役割を担えるものと信じております。 *この地域交流宣言に対して詳しい資料が必要な方は、 古屋(QYB04322)までメールでお知らせください。 折り返し、連絡先等をお伝えいたします。 以上 GTアソシエイション事務局 GTインサイドレポート班 古屋 知幸 = QYB04322 =