Formula Nippon

FN:A.ユーン第6戦SUGOリリース

>>>アレックス、2度目のトップ10フィニッシュを果たす

2000年7月31日月曜日-菅生にて-F1を熱望されているマレーシア人ドライ
バー、アレックス・ユーンは、昨日SUGOで行われた第6戦で19台中9位でフィ
ニッシュし、2000年フォーミュラ・ニッポン選手権で2度目のトップ10フィ
ニッシュを果たした。

これは、ジャンプスタート(フライング)と判定され10秒ペナルティを課せら
れたにもかかわらず達成されたものだ。彼はこのペナルティの前は8位だった
が、これで17位まで順位を落とした。

「僕は11番グリッドから2台をかわして完璧なスタートと思っていたんだ。こ
の最高のスタートに対してお呼びがかかるなんて思ってもみなかったんだ。だ
から、ペナルティの合図を見たときはがっかりさ」とアレックス。

「でも、失格になるわけにもいかないから、判定には従うしかないよね。その
後、順位を挽回することはすごく難しかったけど、速いラップを記録すること
に集中することにしたんだ」

アレックスは、1分13秒982という、この日4番目のファステストを記録した。
これは脇阪の記録したレースのファステスト1分13秒687から丁度0.3秒遅れる
ものだった。

本間チーム監督は「この週末アレックスは良い仕事をしたね。彼はレース毎に
強く、そして確実にトップドライバーとの差を縮めつつある。菅生の最終コー
ナーはドライバーの首にとても厳しいんだ。アレックスはタイヤ交換のピット
ストップの後、他のドライバーが脱落する中、見応えのあるレースをしたよ」
と言った。

ナカジマレーシングの高木虎之介は、1時間15分28秒393でまたしても優勝を
飾った。これで6戦5勝。2位は1時間15分44秒370でイギリス人のラルフ・
ファーマン、3位はさらに7秒遅れて金石が入った。レースは気温36度の中、
3.704kmの菅生のコース60周で行われた。

世界でもコンペティティブな選手権の一つにおける高木の圧倒的な強さに、こ
の週末フォーミュラ・ニッポンのパドックでは、高木はホンダの後押しで来年
F1に復帰するのではないかという噂が流れた。そのチームはBARではない
かというものだ。

次戦は8月20日、ツインリンクもてぎで行われる。アレックスは次戦では今
シーズン初ポイントを狙っている。

「この週末、あのペナルティさえなければ、5位で2ポイントを獲得できたと
思うんだ。今はこの選手権を気分的に楽しめるようになってきたし、次戦では
かなり高い確率でポイントを取れるんじゃないと思っているよ」とアレックス
は打ち明けた。


アレックスのスポンサーは、フルフレックス・ラジウス、タグ・ホイヤー、ブ
リルクリーム、パングローバル保険、NeuroNet Malaysia、マレーシア航空で
す。
チーム・マレーシアはルマン株式会社により運営され、マレーシア青年スポー
ツ省と日本レースプロモーションにサポートされています。

情報提供:TEAM MALAYSIA
          ALEX YOONG International Ltd. 


          ** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **



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