Formula Nippon

FN第1戦富士予選1回目 インパル勢が1-2-3

2006年全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦が4月1日、富士スピードウェイで開幕した。
公式予選1回目で暫定ポールを獲得したのは#20松田次生(mobile cast TEAM IMPUL)。2番手に#19ブノワ・トレルイエ、3番手には#1本山哲(arting RACING TEAM with IMPUL)が入り、インパル勢が1-2-3を独占した。

空力性能をアップさせた専用設計のニューシャシー、ホンダとトヨタの2社による新エンジン供給、新チームの参入と、2006シーズンのフォーミュラニッポンは例年以上に話題の多い、注目のシーズンとなった。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。絶好のコンディションで好タイムが期待される。

0401_matsudas 公式予選1回目は午前10時から、45分間で行われた。
セッションが開始してすぐに、#37土屋武士が早くも昨年のコースレコード(1'28.340)を大幅に塗り替える1分26秒980を出してトップに立つと、開始17分で#19トレルイエが1分26秒374、その直後に#20松田が1分26秒335を出し、モバイルキャストインパルが1-2体制を築き上げる。更には#1本山もセッション半ばを過ぎたあたりで一気に4位に上がってきた。
本山はチェッカー直前に3位タイムを記録し、インパル勢が1-2-3でこの予選を終えることとなった。
4番手には今季初参戦の#40ビヨン・ビルドハイムがセッション終了間際に飛び込み、03年国際F3000王者の実力をいきなり見せ付けた。
5-6番手には#3山本左近、#4柳田真孝のKONDO勢が続いた。

この、シーズン最初の予選セッションでは最終的には上位15台が1秒以内にひしめき、最後尾の#5道上龍を除く21台がレコードを更新する結果となった。最高速も313km/hに達するなど、06仕様のポテンシャルアップを改めて見せ付ける結果となった。

予選2回目は午後2時より、45分間で行われる。

TEXT:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース