スーパー耐久シリーズ2004 第6戦 「TIスーパー耐久レース」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2004年9月11-12日 ■開催場所:TIサーキット英田 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ FUJITSUBO IMPREZA、2位表彰台に hpi・racing IMPREZAも4位でゴール スーパー耐久シリーズ2004第6戦は9月11~12日に岡山県のTIサーキット英田で400km レースとして開催され、クラス2に出場した吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAが2位で今季4回目の表彰台を獲得。 また小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAはクラス4位でゴールしてシリー ズポイントを加算した。 11日の予選日は晴れ。ドライバー予選は9時50分から30分間行われクラス2のドライ バーは全員予選基準タイムをクリアした。午後のグリッド予選は気温も上がり30℃ を超える中行われ、#2インプレッサの清水は1分40秒007で2位、#86インプレッサの 菊地は1分40秒903で4位となった。 12日の決勝日は朝から晴れ。サーキットには3万4300人ものファンが詰めかけて109 周の決勝レースを待つ。そして13時にパレードラップがスタートした。 #2インプレッサは吉田、#86インプレッサは小泉がスタートを担当。吉田はクラス トップの#11ランサーを追うが、やがてジリジリとその差を広げられていった。いっ ぽう小泉は#6、#56、#26、#3と4台のランサーとクラス3位を争うバトルの渦中にい たが、20周を過ぎるころには7位のポジションでラップしていくことになった。 中盤の51周目、6位走行中の#86インプレッサが早めではあるがルーティーンのピッ トインを行い、菊地がコースへ。また#2インプレッサの吉田は57周目でルーティー ンピット。ピットクルーのピット作業は完璧で、ここでインプレッサはポジション を上げることに成功。ピット作業が落ち着いた66周目には#2インプレッサが2位、 #86インプレッサが3位にそれぞれポジションアップしていた。 後半、#2インプレッサの清水はクラストップの#11ランサーを追うが、なかなか差 は縮まらない。#86インプレッサの菊地も小泉のドライブ中から発生していたコー ナリング時のガソリンの片寄りによるエンジンの息継ぎ現象が出て、思うようにペー スを上げられない。その菊地に迫ってきたのが、ポイントランキング2位の#20ラン サーだった。 終盤の89周目についに2台の差は1秒以内となり、テールtoノーズのバトルを繰り広 げ場内を沸かせた。96周目ついに菊地は#20ランサーに逆転を許して4位へ。 #2インプレッサの清水は最後まで逆転を狙って、終盤ペースを緩めた#11ランサー を追うが、48秒差まで迫ったところでチェッカー。連勝はならなかったが今季2回 目の2位で78点となり、シリーズ2位の#20ランサーに5点差と迫った。#86インプレッ サの菊地も4位でチェッカーを受け10点を追加。残り2戦で逆転チャンピオンを狙う ことになる。 なおクラス優勝は#11ランサーで、これで4勝目となりポイントは92点となった。 第7戦は10月2~3日に宮城県のスポーツランドSUGOで500kmレースとして開催される。 ■決勝結果:クラス2 Pos. No. Driver Car Name Time/Diff 1 #11 中谷明彦/木下隆之 アドバンテージFromA MR 3:04'18.433 2 #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA 1Lap 3 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長 RSオガワADVANランサー 1Lap 4 #86 小泉和寛/菊地 靖 hpi・racing IMPREZA 1Lap 5 #3 村田信博/小暮吉則/中村真一郎 FINA ENDLESS ADVAN 座間 2Laps 6 #56 松本達哉/伊藤保文 ラリーアートピット京都ランサー 2Laps 7 #26 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 2Laps 8 #30 関根基司/大野尊久 RSオガワADVANランサー 2Laps 9 #16 川口正敬/渋谷勉/岡滋人 ディクセルADVANランサー 3Laps ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 [スバルモータースポーツマガジン]