スーパー耐久

スーパー耐久 第6戦 TIサーキット英田//NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


スーパー耐久シリーズ2004 第6戦
「TIスーパー耐久レース」  決勝
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■開催月日:2004年9月11-12日
■開催場所:TIサーキット英田
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■ C-WEST ORCアドバンZが今季2勝目でZの連勝を6に伸ばす
  モバイルキャスト アドバンZも2位でZが1-2

S耐第6戦は9月11~12日に岡山県のTIサーキット英田で開催され、尾本直史/山田
英二組の#23C-WEST ORCアドバンZが開幕戦以来のクラス優勝。星野一樹/井出有治
組の#245モバイルキャスト アドバンZはクラス2位でポイントランキングトップを
守った。
今回のレースには全体で46台の車両が参加。フェアレディZが区分されるクラス3に
は11台の参加があった。今回はTEAM COMCENTが第3戦以来のエントリー。

予選日の11日は前日の雨も上がり晴れ。朝のドライバー予選ではZのドライバーは
全員予選基準タイムをクリアして、グリッド予選に臨むことになった。グリッド予
選は曇天。#23Zは山田がセッション終盤に1分40秒866でクラス2位、#245Zは井出が
1分40秒995でクラス3位、#88Zは幸内が1分41秒555でクラス5位。また#19TC-KOBE
・MAX・Z33は牧田克哉が1分41秒916でクラス6位となった。

決勝日はおおむね晴れ。気温も30℃近くまで上がった。スタートドライバーは#23Z
が山田、#245Zが星野、#88Zが幸内、#19Zが輿水敏明。
13時109周(約400km)レースのフォーメーションラップがスタートした。
しかし#19Zのエンジンがかからず、何とかクルマを発進させるものの最後尾につけ
なければならなくなった。

#23Zの山田は2周目にクラストップの#27M3を捉えトップに浮上。さらに1分42~43
秒台の安定したラップタイムでトップを快走する。#245Zの星野はブレーキに違和
感を感じ思うようにペースが上がらないが、24周目には#27M3をかわして3位に浮上
し前の#83NSXを追った。
しかし#19Zはマシンの挙動が安定せず、輿水は危険と判断してリタイアしてしまう
ことになった。

レース中盤の50周目、#245Zはピットインして井出に交代。これでクラス3位に上がっ
た#88Zも、53周目にピットインして田ケ原に交代。また、クラストップを走行中だっ
た#23Zも54周目にピットインして尾本に交代した。NSX勢はピットインを遅らせ67
周目にクラス3の全車がピットインを済ませると再び#23Zがトップに。クラス2位#245Z、
#83NSXが3位。
いっぽう#88Zはデフのポンプにトラブルを抱え78周目に緊急ピットインしてレース
続行を断念した。

後半は#245Zの井出がクラストップの#23Zの尾本との距離をじわじわと詰めていき、
最後にはとうとう3.4秒差まで追い詰めたがここまで。
#23Zが開幕戦以来の2勝目をマークし、Zの連勝記録を6に伸ばした。
また第2戦仙台ハイランド以来2回目の1-2フィニッシュを遂げた。ランキングトッ
プの#245Zは残り2戦のうち1回を8位以上でゴールすればチャンピオンを確定するこ
とになった。

■RACE RESULTS-Class 3
Pos.(Overall)  Machine  Laps  Driver
1(8) C-WEST ORC アドバン Z  105 尾本 直史/山田 英二
2(9) モバイルキャスト アドバン Z  105 星野 一樹/井出 有治
3(14) bp ADVAN NSX  104  古橋 譲/玉本 秀幸/小林 正吾
4(17) TAITEC ADVAN NSX  104  酒井 美晃/細川 慎弥
5(23) エンドレスUEMATSU RX-7  102  植松 忠雄/入口 秀輝
6(30) WW2ダンロップRX-7 98 新宅 文亮/伊藤 弘史/有木 雄太
7(31) MAKERS hart RX-7  94  白井 剛/山崎 学
R ings アドバン コムセントZ  77  幸内 秀憲/田ケ原 章蔵
R TC-KOBE・MAX・Z33  29  輿水 敏明/牧田 克哉

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。


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