スーパー耐久シリーズ2007第5戦、岡山500kmレースの公式予選は、#3エンドレスアドバンZ
(影山正美/青木孝行/藤井誠暢組)がポールポジション。青木が渾身の走りで1分35秒664を叩き出してBMW Z4クーペを上回った。
ST2クラスは#2プローバフジツボインプレッサ(吉田寿博/松田晃司/川口正敬組)、ST3クラスは#14開成商事エッグルウRX-7
(増田芳信/入口秀輝/吉富章組)、
ST4クラスは久々登場の黒木親子の駆る#51AGY・RIVET・DC5(井尻薫/黒木英春/黒木健次組)がそれぞれクラストップだった。
Aドライバーの公式予選は午後1時より、各クラス15分間で行われた。
気温は28℃、路面温度は41℃。連日の猛暑もひと段落、といったところか。
ST1クラスは、2台のZとポルシェ勢が開始早々から周回を重ねて徐々にタイムアップしていったのに対して、#50BMW Z4の柳田はセッション後半にアタックを開始、走行終了ぎりぎりに1分36秒280を出してトップに立った。 2番手には#3エンドレスZの影山、3番手に#23C-WESTの田中と2台のZがつけ、 ポルシェ勢の最上位は前回優勝の#8黒豆リボイスの清水となった。
ST2クラストップは#13エクセディランサーの和田久。2番手#2フジツボインプレッサの吉田がつけ、 にランキングトップの#11オーリンズランサー木下はここでは振るわず3番手に終わった。
続いて行われたST3、ST4クラスのAドライバー予選は、#7アメニティホームRX-7の井入宏之がST3のトップ。
総合でも9位に食い込む大健闘だ。2番手には前回優勝の#113カルラレーシングZの大井がつけ、#333H.I.SZの前嶋が3番手。
ST4クラスは#51AGYインテグラの井尻がトップ。2位に#34オートバックスインテグラの北川がつけ、
ランキングトップの#76シビックの玉本はタイムが振るわず最下位に終わった。
ST3、ST4の走行終了から15分のインターバルをおいて、Bドライバーの公式予選が開始された。
柳田とは違い、開始早々から積極的にアタックを行ったフェリーク・ ハイムランは2周目のアタックで柳田のベストをも上回る1分36秒182をマーク。7分以上を残して悠々とピットに戻った。
しかしその直後、#3エンドレスZを駆る青木がこの日唯一の35秒台となる1分35秒664を叩き出した。
これにより、エンドレスはAドライバーのタイム差をも覆し、タイム合算でトップに立った。
これを見て再びコースに戻るハイムランだったが、ここでのアタックは37秒台に留まり、エンドレスZのポールポジションが確定した。
ST2クラスは#6関がトップ。2番手に#11中谷、3番手に#2松田がつけ、 Aドライバーがトップの#13HINOKIはクラス5位に終わったため、タイム合算では#2フジツボインプレッサがトップとなった。
続いて行われたST3、ST4のBドライバー予選では、#14入口、#15古谷とRX-7が1-2。 しかしAドライバートップの#7アメニティホームは赤鮫がクラス7番手に終わり、タイム合算のトップは#14開成商事RX-7となった。
ST4クラスはここでも#51黒木英春がトップタイムを叩き出してクラストップを確定させた。
第5戦決勝は明日午後1時20分より135周で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO