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SUPER FORMULA

第9戦富士決勝 悪天候によりレースは途中終了、サッシャ・フェネストラズが優勝

優勝はフェネストラズ

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦の決勝が、10月11日、静岡県・富士スピードウェイで行われ、レースは悪天候で二度の中断の末、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)が優勝を飾った。

レースはセーフティーカー先導で始まった

 スタート時刻の午後3時には、雨量はさほど多くはなかったが、コンディション不良によりセーフティカー(SC)先導でスタート。

 予選でクラッシュし、エンジン交換をした岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)は、規定により10グリッド降格となり、最後尾からのスタートとなった。

 また、スタート後に、チームクルーがエンジン冷却用のファンを外し忘れてしまった小出峻(San-Ei Gen with B-Max SF23)は、自力で外したファンをピットに入ってクルーに渡したため、岩佐の後ろに付くことになった。

レースは雨と視界不良のため打ち切られた

 SC先導のラップが6周目に入ったところで、視界が悪く危険と判断されレースは中断。30分後に再開されたが、14周目に再び中断となり、結局そのまま終了。グリッド順にパレードラップとなったため、ポールスタートのフェネストラズが優勝、2位坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、3位野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)という結果で幕を閉じた。

 レースは、12周終了時が正式結果となり、当初周回数(36周)の75パーセントに満たないため、ポイントはハーフポイント。この結果、坪井(104.5p)、岩佐(90p)、太田(89p)、牧野(78p)、野尻(63.5p)、フェネストラズ(47p)となって、坪井が2位岩佐との差を5pから14.5pに開いて、明日の第10戦を迎えることとなった。

 明日の第10戦は、予選が午前10時10分から、決勝が午後3時00分から41周で行われる。

ハロウィーン仕様のセーフティーカー

中断のためピットで待機するドライバーたち

決勝2位は坪井翔(VANTELIN TOM\'S SF23)

決勝3位は野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Motorsports Forum

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