スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第3戦は12日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SII)がぶっちぎりでポールポジションを獲得した。
公式予選は午前9時55分より20分間で行われた。天候は曇り。連日続いた猛暑も影を潜めたが、蒸し暑い中、28台(うち3台がジェントルマンクラス)がコースインして予選が始まった。
計測1周目、まずは2分15秒082で吉田馨(TAKE FIRST KKS-II)がトップに立つ。これに西田光来(FTK・REV RACING GARAGE)が2位で続き、鈴鹿初登場の武者利仁(KF MOTORSPORT KKS-2)が3位につける。
計測2周目、2分14秒483とタイムを伸ばした箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SII)がトップに浮上。西田が2位のままで、3位には杉田悠真(LAPS with REV RACING GARAGE)が上がってきた。
計測3~4周目、箕浦はタイムを2分14秒287、14秒226と徐々に縮めトップを堅守。終盤になると、コースアウトする車両もあり、各所でダブルイエロー、イエローフラッグが振られ各ドライバータイムを縮められない。
計測7周目には、箕浦が2分13秒937とただ一人14秒台を切り、2位以下を圧倒。このままポールポジションを決めた。
予選時間も残りわずか、ここまでスピンなどで順位を落としていた五十嵐文太郎(Drago CORSE)がタイムを2分14秒496と縮め、一気に2位に浮上。西田は3位に落ちた。
4位には酒井翔太(ファーストガレージ制動屋S2)が、5位には吉田馨(TAKE FIRST KKS-II)が、6位には杉田が続いた。
第3戦決勝は、明日13日午前9時50分より10周で行われる。午後4時40分より行われる12周の第4戦決勝は第3戦の結果でグリッドが決定するが、上位6台はリバースグリッドとなる。ポールポジションの箕浦は2位以下を0秒503離してぶっちぎりだが、2位以下は僅差。6位を巡る争いにも注目したい。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Atsushi BESSHO






