フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権Race7の決勝が、7月13日、鈴鹿サーキットで行われ、ポールスタートの梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)が、スタートから一度もトップを譲ることなく今季3勝目を飾った。
マスタークラスは、鳥羽豊 (AIWIN)が、順当にクラス優勝を飾った。
夏日となった日曜日。風はあるものの気温は30度を超えるなか、午後2時35分にフォーメーションラップがスタート。予選4位の大宮賢人(PONOS RACING F111/3)は、予選でタイヤを傷め、規定の2セットを超えたタイヤを使用するため、ピットからのスタートとなった。
スタートを制したのは、ポールシッターの梅垣。鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)、卜部和久(B-MAX RACING F111)と続いてグリッド順で1周目のコントロールラインに戻ってくる。
トップの梅垣、鈴木は、3位の卜部を引き離しながら周回を重ね、以下、リン・チェンファ(BALR.RAGNO SPORT with TLM F111/3)、小田優(Rn-sports F111/3)、マスタークラストップの鳥羽豊 (AIWIN)と、レースは縦に長い展開になっていく。
膠着状態のなかで一人気を吐き、トップグループに遜色ないペースで追い上げてきたのがピットスタートの大宮。4周目に4位、6周目6位、8周目5位、10周目には4位までポジションアップ。
レース後半になると、トップ梅垣が鈴木を少しずつ引き離していき、最後は3秒以上の差を開いて、今季3勝目のチェッカーを受けた。3位は単独走行となった卜部。
この優勝で梅垣はポイントを120まで伸ばし、トップの鈴木と0.5点差と、シリーズ15レース中7レースを終えて二人がほぼ並ぶこととなった。
マスタークラスは、コンスタントに走り総合7位でチェッカーを受けた鳥羽が、順当にクラス優勝を飾った。
次戦(Race8-10)は、8月30、31日、夏のSUGO決戦だ。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI










