スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)は8月4日付で予選方式の実施細則の改訂に関するブルテンを発行した。
これによると、まず従来はグループA、グループBに分かれて各10分間で実施されていたGT300クラスの予選Q1は、全車出走で20分間の走行となり、そこでの上位14台がQ2のU14、15位以下がU15としてそれぞれのQ2を走る。
併せて、これまでGr.1の13位以下とGr.2の上位4台で行ってきた順位の入れ替えは廃止される。
また、予選で使用できるドライタイヤについても、従来はQ1とQ2を通じて1セットのみと限られ、さらにこれを決勝スタートでも使用することとなっていたが、これを2セットに変更する。このうち決勝スタートにおいて使用するタイヤについては、Q2終了後に競技会事務局が抽選を行い、公式通知にて公示する事となった。
ただし順位認定については予選Q1、Q2のタイムを合算して認定する方式で変更はない。
なお、GTAはこのあと行われる定例会見においてこの改訂についての詳細説明を行うとしている。
Text: Kazuhisa SUEHIRO