全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するITOCHU ENEX TEAM IMPULは8月24日〜25日にモビリティリゾートもてぎで開催される第5戦、および10月12〜13日に富士スピードウェイで第6戦、第7戦の19号車ドライバーにニック・デ・フリース(オランダ)を起用すると8月7日付で発表した。
デ・フリースは2019年にFIA-F2でチャンピオンを獲得、その後はFormula Eに参戦して2020-21シーズンにチャンピオンを獲得しており、現在は世界耐久選手権(WEC)にトヨタ・ガズーレーシングから参戦している。
2023年にはスクーデリア・アルファタウリで角田祐毅のチームメイトとしてF1に参戦していたが、成績不振を理由にシーズン途中で解雇の憂き目にもあっている。
世界のトップカテゴリーを渡り歩いてきた実力派のデ・フリースが初めてのスーパーフォーミュラでどんな走りを見せてくれるか、要注目だ。
なお、チームは最終戦鈴鹿大会の第8戦、第9戦については、第3戦、第4戦に参戦した平良響を再び起用することも併せて発表している。平良もまた、7月に富士スピードウェイで行われた第4戦において8位入賞を果たしているトヨタ育成期待の若手だ。こちらにも注目していきたい。
Tet: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Motorsports Forum