スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第4戦は15日、鈴鹿サーキット「SUZUKA RACE of ASIA」で公式予選を行い田中風輝(24SYSTEMタイヤサービス M2 KK-SII)がポールポジションを獲得した。
第4戦は「SUZUKA RACE of ASIA」のサポートレースとして組み込まれた。参加は24台と今シーズン最多となった。初参戦のドライバーも数名いる。
公式予選は午前8時30分より20分間で行われた。日本列島は梅雨末期の不安定な天候だが、鈴鹿は薄雲がかかるものの青空が広がり、蒸し暑いコンディションとなった。
2周目にいきなり14秒台に入れてきたのは、スーパーFJ、2戦目の田中風輝(24SYSTEMタイヤサービス M2 KK-SII)。2分14秒949でトップに立つ。2位にはポイントリーダーの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)が、3位には渡会太一(FTKレヴレーシングガレージ)が、4位にはスーパーFJ初レースの山口大耀(y_tech rev racing garage)が続く。
3周目、田中はタイムを2分14秒834まで縮めてトップを堅守。白崎は15秒097まで縮めるも2位のまま、3位渡会、4位山口も順位は変わらず。
ここら辺がタイヤのピークか、各ドライバータイムが伸び悩む。5周目に田中は2分14秒788、白崎は15秒027と若干タイムを更新。
結局、田中が唯一14秒台に乗せ、2分14秒788でポールポジションを確定した。2位には白崎が、3位には渡会が、4位には山口が入った。
5位には板倉慎哉(AMORE TOKYO☆表参道☆KKSII)が、6位には新原光太郎(TAKE FIRST KK-SII)が続いた。
ポールポジションの田中はカートOK出身の17歳、山口も同年齢で初レース4位に食い込み、若い息吹の台頭を感じさせる予選となった。
決勝レースは明日16日、午前8時15分より10周で行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsprts Forum