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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第2戦岡山決勝 白崎稜がぶっちぎりのポールトゥウイン

優勝は白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで決勝を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールトゥウインで優勝した。

 決勝は11時20分にフォーメーションラップが始まった。早朝の予選時はやや冷え込んだが、この頃には気温も上昇、初夏を思わせる陽気となった。10台が1周を回ってグリッドに着き、シグナルブラックアウトを待つ。

12周の決勝がスタートした

スタートでトップに立った元山泰成(Ecotech Racing)だったが……

 ポールポジションの白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)は動き出しが鈍く、予選2位・元山泰成(Ecotech Racing)の先行を許す。しかし、白崎は1コーナーで元山に並びかけ、2コーナーですかさずトップを奪い返した。その元山以下は混戦、混乱に飲み込まれた元山は5位まで順位を落とす。代わって2位には予選4位の松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が上がり、3位にも状況を冷静に見つめていた予選5位のベテラン板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が浮上する。4位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が、5位には元山6が6位には宮島雄太(RSイディア・イーグルスポーツKK-S2)付ける。予選3位の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)はスタートをミスし、7位まで落ちてしまった。

 トップに立った白崎は盤石。1周目には2位以下を1秒以上離し、周回ごとにその差を広げる。5周目にはこのレースのファステストラップとなる1分37秒408をたたき出すと、12周を回って2位以下を8秒以上離す、ぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位には松田が付けていたが、その後ろ3位以下は接近戦。板倉、小川、元山、宮島、村田が接近戦を演じる。2周目に村田が宮島をパスして6位に上がると、この集団は徐々に2位の松田に接近。

 2位以下の争いは、5周目までは一進一退で順位が変らず。6周目には村田が元山を捉えて5位に上がる。

松田大輝をパスして2位に上がる板倉慎哉

 10周目にはこの集団で順位が大きく変わる。板倉が松田をパスして2位に上がると、4位の小川は混乱の中で、村田、元山にもパスされ一気に6位まで落ちてしまった。

 11周目には、4位の村田がパスして3位に上がると、6位の小川も元山を抜き帰して5位に浮上。

決勝2位は板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)

決勝3位は村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)

決勝4位は松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)

 12周を回って、2位には板倉が、3位には村田が、4位には松田が、5位には小川が、6位には元山が入った。

優勝した白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)

 優勝した白崎は20ポイントを追加し選手権ポイントを30と伸ばし、トップに立った。2位には27ポイントで板倉が、3位はこのラウンド不参加の岡本大地が20ポイントで続いている。

表彰式

 第3戦は鈴鹿サーキットに戻り、5月14日に決勝が行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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