SUPER GT

第7戦オートポリスポールポジション会見 福住仁嶺「チームの皆さんの頑張りのおかげであれほどのタイム差を作ることができた」

GT500クラスポールポジション 16号車ARTA MUGEN NSX-GT(ARTA)

大津弘樹(ARTA)

 「ポールポジションを取れて嬉しいな、というのが正直な感想です。今年2回目ですし、チャンピオン争いをしている上でこの結果は大きな意味があるんじゃないかと思っています。明日戦う中でもポイントを稼ぎたいですし、最終戦に有利な位置で行くためにも大きな一歩じゃないかと思います」

 「公式練習からクルマはすごく調子が良くて、本当に重箱の隅をつつくくらいしかいじるところがない状態でした。Q1に向けてはタイヤの持ち込みの関係上、違うタイヤを選択したので、自分としてはあんなギリギリじゃなく、もっと上で楽にバトンを渡したいなという思いがありました。そこからはタイヤも違うし、セッティングもアジャストして(福住)仁嶺が走って、とてつもないタイム、速さを見せてくれたので、素晴らしいドライバーだなと思います」

福住仁嶺(ARTA)

 「フリー走行の走り始めたコンディションとしても難しかったですし、雨が降ったあとでコンディションが変わる中で比較等をしていかないといけないところで、何が正解で何がダメなのかというのを評価していきました。最初は僕が走り、後半は大津さんが走る中での、細かいアジャストやフィードバックのおかげでいいクルマを仕上げられたと思います。」

 「Q1で大津さんが走りましたが、大津さんは今日一度もニュータイヤで走っていないんですよね。専有走行でも赤旗が出ちゃったんで。そういう中でもちゃんとQ1を通ってくれて、僕にチャンスが巡ってきました。選択したタイヤも悪くないですしチームの皆さんの頑張りのおかげであれほどのタイム差を作ることができたので、非常にいい予選だったと思います」

GT300クラスポールポジション 2号車muta Racing GR86 GT(muta Racing INGING)

平良響(muta Racing INGING)
 「ホッとしています。練習走行から非常に調子が良く、タイヤやクルマのマッチング全てが良かったので、この調子でいけば、というのは見えていました。そうした中でQ1トップ、Q2も堤選手がトップと全てが1位で良かったです、Q1からQ2にかけてドライビングやタイヤのウォームアップなどの情報を堤選手と共有できたので、僕の仕事としては良かったのかなと思います」
堤優威(muta Racing INGING)

 「とりあえずホッとしています。レースウィークを迎えるにあたり、チームがすごく速いクルマを用意してくれました。今シーズンはずっと速かったんですけど、チーム、ドライバーともにまとめ切ることができないでいました。今回はそこをしっかりまとめ切ったことでこの結果を得ることができました。やるべきことをしっかりやってトップを取れたので、嬉しかったです」

加藤寛規(muta Racing INGING)

 「いやあギリギリでした。いや嘘です、走っていませんから(笑)。二人とも今シーズンずっとやってきていて、本人たちの強み、弱みみたいなのが見えてきました。それをコントロールするのが僕の仕事なので、全体的にチームもクルマをまとめてくれましたし、ドライバーもミスなくやれので、非常に良かったと思います。でも本当に欲しいのは明日の結果なので、今日はその一歩としてしっかり喜んで、明日は明日で頑張っていきたいと思います」

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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