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第5戦鈴鹿ポールポジション記者会見 大津弘樹「前回からようやく歯車が噛み合い、それが結果につながった」

GT500クラス 16号車ARTA MUGEN NSX-GT(ARTA)

大津弘樹(ARTA)

 「今シーズンチームを移籍して初めてこうした結果を得られたことを嬉しく思います。僕たちはポテンシャルを感じながらも結果を出せていなかったんですが、前回からようやく歯車が噛み合い始めたのを実感していて、それが結果につながったんだと思います」

 「僕のQ1は正直あまりうまく行かなくて、ギリギリ突破という感じでした。Q2に向けてセッティングなどを変えなければ、ということでチームと仁嶺選手と話し合いながら決めたことが福住選手のアタックにつながりました。彼のドライビングはとても素晴らしかった。F4の頃から切磋琢磨しながらここまできましたが、本当にドライビングが上手だなと。ポールを取ってくれると信じてましたし、それが形になって嬉しいです」

福住仁嶺(ARTA)

 「2年前に8号車で走っていた頃以来、2年ぐらいポールポジションを取っていませんでした。何度か取れそうな瞬間があった時に限って自分の些細なミスで取れなかったり、どうしても走りでまとめきれない部分がありました。今年から大津選手が加わり、チームの体制も大きく変わりましたが、とにかくポテンシャルがある中でなかなか結果が残せませんでした。4戦中3回もペナルティを食らっちゃってる状況で、みんな悔しい気持ちでいっぱいだったし、僕もいいところを見せたい気持ちがありました。今大津さんにも褒められてすごく嬉しいです。明日のレースも頑張ります」

GT300クラス 61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(R&D SPORT)

井口卓人(R&D SPORT)

 「ポールポジションを取れてすごく嬉しいです。午前中の練習走行から、山内選手が走り出しから後ろに大きな差をつけるぐらいの異常なラップタイムを出したので、かなり余裕があるように見えたかもしれませんが、決勝のロングランの想定との差もあり、逆にQ1への緊張感が増してしまいました。そんな中でもうまくまとめることができ、山内選手に繋ぐことができたので、ホッとしていると同時に、Q2でも山内選手がすごいタイムを出していたので、本当にこんな人と組めてありがたいなと思っています(笑)」

山内英輝(R&D SPORT)

 「記録を更新できたことを心から嬉しく思います。チームのみんなや井口選手、ダンロップタイヤさんの協力がなければできないことだと思いますし、心から感謝の気持ちでいっぱいです。昔チャンピオンを取ってからレースをできない期間が2年あって、そこからこのパッケージを手に入れました。苦い経験を乗り越えた中での記録なので、みんなの力と声援があったからこそだと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO


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