F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第11戦、第12戦オートポリス予選上位3人のコメント 小林利徠斗「ポールは取れたがタイムを出し切れた感触はなかった」

第11戦ポールポジション、第12戦予選3位 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「前回のSUGOもペースは良かったんです。いろいろなタイミングが噛み合わなかったというだけで、自信を失うことはありませんでしたし、今回も同じように自分が持ってるイメージ通りの走りができました。難しい気候で路面も所々濡れていたし、縁石の上は完全に濡れていて、思うように時間も取れず、ポールは取れましたがタイムを出し切れた感触はありませんでした。その分決勝ではペースを活かせるような状況に持ち込みたいです」

 「赤旗がなければあとコンマ3秒はいけたと思いますし、決勝に向けていい状態を作れていると思います。そこは自信を持って走りたいと思います」

「前の組はすごく大変だったと思いますけど、上位陣はスリックで走れていたので、僕らの組は落ち着いてスリックで走れました」

 「ペースについては自信がありますが、決勝では油断することなく自分の走りができればと思います」

第11戦予選2位 卜部和久(BJ Racing F110)

 「前回と似たような路面で、今回もいろんなラインを試してみないとどこがベストかわからないコンディションでしたが、うまく合わすことができました。ずっとトラフィックに捕まっていましたが、最後にやっと1周だけクリアラップを取ることができて、そこでバチッと決められたので嬉しいです」

 「タイヤは最初から絶対スリックだと思って決めていました」

「決勝は絶対2勝目を上げるつもりで行きます。専有走行からセットアップに悩んでいたんですが、昨日から大幅にセットを変えて予選に挑んでみたら、それがいい方向に転がっているようです。濡れた路面なのではっきりとはわかりませんが、よくなってる信じて戦いたいと思います」

第11戦予選3位、第12戦ポールポジション 中村仁(TGR-DC Racing School)

 「まともにアタックできない予選でしたね。赤旗が出る前はずっと前のクルマに引っ掛かっていました。間を開けたら開けたで赤旗が出てしまって、ずっと不完全燃焼というか、やり切れない予選でした」

 「木曜日がすごく調子悪くて、昨日は色々考えて走ってみたら、僅差ですがトップタイムを出すことができました。これならいけるなと思っていたんですが、判断ミスなどもあったし、運もあったので仕方ありませんね」

 「タイヤも使っちゃったわけでもないし、ペースも悪くないので、決勝には自信があります。抜くのが難しいコースですが、優勝を目指します」

第12戦予選2位 奥本隼士(TGR-DC Racing School)

 「自分もウェザーニュースでチェックしていましたが、予想がどんどん変わるので『どうなるんだろう?』と思っていました。そしたら案の定雨が降っていて。前回も似たようなコンディションで、そこで僕は失敗したので、今回もう一度挑戦できる機会ができたので頑張ろうと思って走りました。赤旗が出たタイミングで間合いを取るのが難しかったんですが、うまく場所を見つけてアタックできました」

 「セカンドタイムになったのが最後の周でしたが、あそこでベストを出すつもりで走っていたんです。でも前の周で濡れている箇所があって、そこを避けようとアウトにラインを取ったら、そこがさらに濡れていました。結果的に明日は最前列からスタートできるんですけど、そういうところがまだまだだなあって思います。嬉しさ半分、悔しさ半分です」

 「今日は2列目ですけど、明日はしっかり戦って優勝できるように走ります」

Text: Kazuhisa SUEHIRO


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース