TCRジャパンサタデーシリーズは7月23日、スポーツランドSUGOで決勝を行い、ポールポジションスタートの加藤正将(Audi RS3 LMS)が優勝を飾った。
スタート時刻には、すっかり天候も回復し、サーキット上空には夏の空が広がった。
スタートを制したのは加藤。2位猪爪杏奈(Honda CIVIC TCR)、そして1つポジションを上げたHIROBON(CUPRA TCR)、塩谷烈州(Honda CIVIC TCR)と続く。
1周目にレインボーコーナーで、鈴木建自(Audi RS3 LMS)がコースアウト。コース脇にマシンを止めたため、この回収でセーフティカー(SC)が入る。
SCランが5周に渡って続き、7周終了時にリスタート。
ここでも加藤は完璧なスタートを見せ、以降は1分28秒後半から29秒前半のタイムを刻み、猪爪との差を少しずつ広げる。
結局SCラン解除後に順位変動はなく、加藤が盤石の走りでポール・トゥ・ウィンを飾った。
レースは23分+1周という規定のため、SCランの時間もあり14周でフィニッシュを迎えた。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE