F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第8戦決勝上位3人のコメント 小出俊「ここから切り替えて後半戦は巻き返したい」

第8戦優勝 #5小出峻(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「オーバーテイクの難しいコースレイアウトだったので、自分のペースを作ってしっかり走っていけば、いけると思っていました。木村選手が前半の4、5周はかなりペースが良かったので、ここで抜かれるわけにはいかないと自分もプッシュしました。後半も油断なくしっかり走ったのが勝利につながったと思います」

(初優勝を達成した感想は?)

「フォーミュラカーのレースでは初優勝ですが、前半戦はうまくリズムが合わなかったので、ここから切り替えて後半戦は巻き返したいですね」

(昨年の参戦から2年めでの初勝利となったが)

「僕にとっては長かったですね。僕はレース経験が少なく、去年の鈴鹿がフォーミュラカーのデビューでした。去年も最初のレースでエンストしてそこから巻き返すなど、内容は濃かったです。自分の良いところ、悪いところを見直して、油断なく今まで続けてきたことが今回の勝利につながったのではと思います。参戦からちょうど1年での初勝利ですが、ここから勝利を重ねていきたいです」

第8戦決勝2位 #6木村偉織(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

「3番手からのスタートでしたが、スタートもうまく決めて、ファステストラップもとり、レース3をポールポジションからスタートできるので、自分の考えていた最低限の目標はクリアできたので、ひとまず合格点ではあると思います。欲をいえばもう一つ上のポジションでゴールをしたかったので、そういう意味では後半のペースの悪さなども含めて、何が足りなかったのかをチームと話し合わないといけないなと思います」

(序盤コンマ5秒差まで迫っていったが)

「差が詰まっている時は『いけるかな』と思いましたが、近づくとダウンフォースが抜けるし、SUGOは抜きにくいコースで、ラインも一本しかありません。そんな中でいかにしてグリップを見つけるか、という点でまだまだ課題があります」

(今日の路面コンディションが影響した?)

「そうですね。ラインを外すとすごくダーティーな路面だったので、それがなければもっと違ったアプローチもできただろうし、チャンスもあったのかなと思います。今日の路面では難しかったです」

(残りの2レースはポールポジションからのスタートだが)

「一番前でスタートするからには、一番前でゴールしたいので、それに向けて頑張ります」

第8戦決勝3位 #80伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)

「悔しいですね。前々回のもてぎもスタートが悪くて、そこから練習してきました。鈴鹿大会では抜群とはいかないまでも、そこそこのスタートが切れました。今回も練習して挑んだんですが大きく出遅れちゃいました。3番手のドライバーがすごく良いスタートだったのもありますが、何が悪かったのか。去年の僕はスタートで順位を上げられていました。別にスタイルを変えたつもりはないのですが、噛み合わないな、という感じです。ペース自体は悪くなく、トップ2台についていけていたんですが、全てはスタートだったのかなと思います」

(ホームストレートが上り坂になっている影響もある?)

「僕らのグリッドはほとんど平坦なんですが、若干上り坂になっているので、ブレーキを当てていないと下がってしまうんです」

(第9戦への抱負を)

「もう表彰台の真ん中以外の結果は要りません。スタートを決めて表彰台の真ん中を取らないと先につながらないと思います。今回はレースウィークに入ってからずっと調子がいいので、いい流れを切らさないように残りのレースを組み立てていきます」

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース