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SF:第5戦鈴鹿決勝会見 「最後まで気が抜けませんでしたが、最後まで素晴らしいクルマでした」(山本尚貴)

第5戦優勝 #5山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
スタート前から波乱含みの展開になりそうな様子が伺えました。荒れるのかな? と思いましたが、荒れましたね。そんな中、惑わされないように集中して走ろうと思って走りました。残念なのはチームメイトの福住選手にトラブルが出たことですね。同じトラブルが僕にも出ないかと心配で、最後まで気が抜けませんでしたが、最後まで素晴らしいクルマでした。エンジニアの杉崎さんには本当に感謝しています。もちろんレースは勝ちたいですけど、今までの2レース制は1日で2レースだったのに対し、今回は二日間で予選と決勝をやるので初めての経験ですし。明日に賭けてくる意気込みの選手もいるでしょうし。コンディションも変わる可能性があるので、それに合わせ込んだセッティングで明日もしっかり集中して頑張ります。
第5戦決勝2位 #36中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)
予選からクルマの状況は良かったんですけど、山本選手が速かったですね。スタートは悪くなかったんですが、セーフティーカー明けのスタートでブレーキが抜けたりしました。それでも辛抱強く走っていたら2位が転がり込んできた感じです。ヨコハマタイヤに変わってから一番安定した状態です。明日も何かあれば前に行きたいです。チームもいいクルマを用意してくれて、いい状態で走れているので、チームには感謝したいです。僕もそこそこいい歳になってきたので、いい結果を残さないと続けられなくなると思ってやっているので、それに見合ういい結果が出たと思います。
第5戦決勝3位 #18国本雄資(carrozzeria Team KCMG)
フリー走行から手応えがあり、予選も自信がありましたが、Q2でコンマ002足りずにQ3へ行けず、悔しい思いをしました。今年はスタートから調子が良くて、今回もポジションを上げることができましたし、ピットインのタイミングもよく、セーフティーカー明けに3番手に上げられました。そこからはダウンフォースが抜けたり、オーバーテイクシステムを使うタイミングが良くなくて、ポジションを上げることができませんでした。それでも表彰台に上がれたし、力強く走れたのは良かったです。明日もう1レースあるので、楽しみにしています。クルマの調子がいいので、そういう時にしっかり戦えるよう、コミュニケーションとメンタリティを整えてレースに臨みます。
第5戦優勝チーム監督 吉田則光(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
今年から特殊なフォーマットで、メカさんエンジニアさんともにスケジュールが厳しい中での戦いでした。今までとは全く違うフォーマットなので、全チームそうだと思いますが、充分な準備をしてきました。それが結果に結びついてよかったです。今年はずっと山本選手が勝つべきレースを勝てなかったので、今週末の2連戦は是が非でも優勝するつもりで乗り込んできました。福住選手はギヤボックス系のトラブルで残念でした。多分機械的なトラブルだと思われます。4速にスタックしたのですが、EGUとかコントロール系ではないと思います。明日もまた新しい1日で予選と決勝がありますが、フルマークで勝てるように頑張ります。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO


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