Vitz関西

Vitz関西:第2戦鈴鹿チームメイトバトルで課題が見えた (AVANTECH)

■第3戦に向けての大きな収穫

 開幕戦の雨の決勝、2年目の大井くんはギリギリ攻防で10位ポイント獲得、1年目の三澤くんはチームメイト同士の接触もあり11位、速さも強さも感じられない開幕戦でした。

 第2戦への準備のために練習走行をおこないましたが、第2戦のレースウィークの走り始めからトップ勢とのタイム差は2秒あり、状況は変わっていませんでした。

 2人に共通して言えるのが、”欲”を感じない。何かをこうしたい、何かをこうかえたいという、向上心の欲求が少ないように感じました。彼らが悪いのではなく、この世代の特徴なのかなと思いました。確かに昨年までヴィッツを戦っていた廣島くんも勝木くんも同じで最初は何を考えているのかが分かりませんでしたが、2年目に速さと自信を掴み、"勝ちたい"という欲求が前に出るようになり、AVANTECHレーシングは全戦表彰台獲得が出来ました。

 第2戦の決勝レースはチームメイト同士の白熱するバトルで、何度も抜きつ抜かれつの攻防がありました。接触だけは絶対にするなと伝えていたので、その部分は守ってくれましたが、チームとしては冷や冷やするレース展開でした。バトルをしていることで前と離され、結果としては45台中三澤くん12位大井くん13位でしたが、チームメイト同士でお互いに"負けたくない"と思う"欲"が生まれたと感じました。

 2年計画で若手育成をおこなう中で、レースも練習だと思っています。2人ともまだまだ経験が浅く、学ばなければいけないことばかりで、特に予選1周の集中力と状況判断が欠けています。2ヶ月後の第3戦岡山までに、この2か所を克服出来るようにします。

 悔しい思いを忘れず、第3戦までの練習に励んでもらいたいです。応援宜しくお願い致します。

  • ヴィッツ関西シリーズ
  • 開催場所: 鈴鹿サーキット
  • チーム名称: AVANTECH Racing Team
  • チーム代表者: 高崎保浩
  • チーム監督: 長屋宏和
  • ドライビングアドバイザー: 佐藤公哉
  • チーフメカニック: 永原達也
  • メンテナンスガレージ: Garage N
  • ドライバー: #456大井偉史・#242三澤拓真
  • カメラマン: 川村浩之カメラマン・澤田卓司カメラマン・佐々木純也カメラマン
AVANTECH Racing Team


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