SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝会見 「ホンダ同士の接触の結果なので個人的には素直に喜べないところはあります」(伊沢拓也)

決勝フォトセッション: 両クラスのウィナー

GT500クラス優勝 #8ARTA NSX GT

伊沢拓也
決勝記者会見: GT500クラス優勝の伊沢拓也(ARTA) 今までGTやってきた中でも雨量もウォータースクリーンもひどくて、スタートは5番手でしたが、前のクルマの水しぶきでほとんど何も見えない状態の中、クルマをコースにとどめなきゃいけないというのと、前のニッサンの2台をなんとか抜いたことで最終的に勝利が僕らのところに転がり込んだと思います。ですがホンダ同士の接触の結果なので個人的には素直に喜べないところはあります。昨日の予選で野尻選手が5番手を獲得してくれたことが僕のレースを展開しやすくしてくれましたし、今年のシリーズを考えれば幸先の良いスタートは切れたかなと思います。
野尻智紀
決勝記者会見: GT500クラス優勝の野尻智紀(ARTA) モニターを見続ける時間は長かったですが、まずはこのレースで命に関わる怪我や、レースができなくなる怪我をする選手がいなくてよかったと思います。このコースはモスエスでちょっとラインを外せば壁が待ってるというところで、あんだけのウォータースクリーンの中ですので、今回のレースは非常に危険だったなと思います。そうした中で伊沢選手がクルマをコースにとどめてくれたこと、チャンスがあるごとに抜いてきてくれたことが勝利につながっていると思うので、伊沢選手にしかできない走りだったと思うし、自分に同じことができるかといえば、どうだろうなと考えることろもあります。今回は伊沢選手と、ホンダとブリヂストンとチームのみんなで勝ち取った勝利じゃないかなと思います。

GT300クラス優勝 #96K-tunes RC F GT3

新田守男
決勝記者会見: GT300クラス優勝の新田守男(K-tunes Racing) 走っていてもかなりコンディションが悪く、ウォータースクリーンのせいで雨が強く降ってることが確認できない状態で走っていました。僕のところはあまり台数の多いバトルがなかったので、セーフティーカーが入ってクラッシュの現場を見るたびに、今回はかなり危険なレースなんだと考えさせられながら走っていました。赤旗になっても集中力を切らさないようにと意識してレースをした感じでした。
阪口晴南
決勝記者会見: GT300クラス優勝の阪口晴南(K-tunes Racing) 僕は今日は乗ってはいませんけど、昨日の予選でフロントローを獲得できたという点ではチームに貢献できたかなと思います。今日はずっとモニターとにらめっこの時間が続いて、こんなに長いレースがあるんだと感じるくらい、時間の流れを遅く感じました。セーフティーカー明けの少ないチャンスの中で新田さんがあそこしかないというポイントでオーバーテイクされていたので、本当にシンプルにすごいなと思いましたね。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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