Japanese F3

JF3:第5戦オートポリス決勝 接戦を制し#11フェネストラスが3連勝!

2019年全日本F3選手権第5戦の決勝が5月19日、大分県のオートポリスで行われ、ポールポジションの#11サッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)が雨天のスリックタイヤという難しい条件の中で勝ち、今季4勝目をものにした。

21周のレースがスタートした スタート直後、1コーナーの攻防 大湯都史樹(TODA FIGHTEX)とサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)のトップ争 優勝はサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3) 決勝2位は大湯都史樹(TODA FIGHTEX) 決勝3位は大津弘樹(ThreeBond F318) マスタークラス優勝は山口大陸(タイロクレーシング28号) 優勝したサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 優勝したサッシャ・フェネストラズにキスする母親 マスタークラスの表彰式 優勝したサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark) 表彰式

第5戦決勝は午後4時15分より21周で行われた。スタート進行の途中から小雨が降り始めたものの、路面はまだそれほど濡れていないという判断で上位3人を含めて多くのドライバーがスリックタイヤを選択してのスタートとなった。

ホールショットを奪ったのは予選2番手の#2大湯都史樹(TODA FIGHTEX)。今週末始めてのスタンディングスタートを見事に決めてフェネストラズに競り勝ってトップに浮上した。2位にフェネストラズ、3位には#65エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)が続いたが、アーメドはコースインの際にホワイトラインをカットしたということで、直ちにドライビングスルーのペナルティを課せられることになった。しかしアーメドは5周目までピットインの指示に従わなかったため、黒旗を提示されてレース除外に。代わって3位には#12大津弘樹(ThreeBond F318)が浮上した。

最初の5周で1.684秒のリードを築いた大湯だったが、フェネストラズは6周目から反撃に転じ、11周目には0.463秒差にまで迫る。そこから数周にわたって懸命のブロックを続けた大湯だったが、16周目の1コーナーでついにフェネストラズがアウトから大湯を抜きさり、次々にファステストラップを更新しながら21周を走りきった。

これでフェネストラズは今週末だけで3連勝を達成。通算勝利数を4とした。また3戦連続で2位に入った大湯はランキング2位に浮上している。

次戦の舞台は岡山国際サーキット。6月8-9日に3レースを開催する。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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