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岡山S-FJ選手権

SFJ:第5戦岡山決勝 大島和也が開幕から5連勝

 明けて日曜日開催の第5戦は、前日の予選のセカンドタイムでグリッドが決定される。すでにチャンピオンを決めている #2大島和也がポールに、続いて前回と同じく #57吉田宣弘が前を狙う。3番手には参戦間もない#22入山翔、続いて #6菊池宥孝、#12中村賢明、#34荒川麟の順に。

 21台が集結、10時35分に決勝の幕が落とされた。好スタートでホールショットを奪ったのは #57吉田、#2大島はシフトミスで追いつけず2番手で #57吉田を追う。4周目、背後に迫る #2大島は、1コーナーから2コーナーにかけてアウトから #57吉田を抜き去り、トップの座に躍り出る。一方、後方では #22入山、#34荒川、#6菊池による3位争いが炸裂、2秒以内でのバトルが展開されていた。

 3位争いは後半にかけ、動きが見られた。8周目に5番手を走行していた #6菊池が #34荒川を捉え4位に浮上、前を走る #22入山に1秒以内まで差を縮めてくる。最終的に0.247秒差まで追い詰めたが、ここは #22入山の粘り勝ちといったところ。そのままポジションキープで3位表彰台をゲットした。

第4戦同様、#2大島は #57吉田との差を徐々に広げていき、トップチェッカーを受けシリーズ負け無しの5連勝を成し遂げた。2位の #57吉田も2.307秒と大差はつけられていないが、一歩及ばずといったところか。4位に #6菊池、#34荒川、12番グリッドから大きくジャンプアップした #29宮島雄太が6位と健闘している。

   

優勝 #2 大島和也(レクシィwithMDI/KRSKKS-Ⅱ)
「スタート後に2回シフトミスをして焦りましたが、なんとか吉田さんを抜くことが出来てホッとしています。吉田さんは尊敬する選手ですので、この二日間話せて嬉しかったです。ただ、僕は地元なのでアドバンテージがあったと思うんですよね。次回韓国のレースでは、ガチンコ対決になると思うので、そこが本当の勝負だと思っています」
2位 #57 吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)
「スタートを決めてトップには出られたんですけど、ペースは大島君の方が速いので結果こうなってしまいました。ただこの二日間、自分の遅い箇所がまったく掴めなかったんです。それがちょっと心残りですねえ」
3位 #22 入山翔(GiddyupKKSⅡ yamasyo)
「今日は後ろを気にしすぎて、前車に置いて行かれてしまいました。菊池選手、荒川選手がずっとミラーに写っていて。最終ラップまでかなり接近されたんですが、なんとか順位を守り切れてよかったです」
Text: Akiko SONODA
Photo: Koji IKEDA


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