Japanese F3

JF3:第8戦鈴鹿決勝会見 「21号車が現時点では最多勝。B-MAXとしてもニスモの一員としても嬉しく思います」(#21高星明誠)

優勝 #21高星明誠(B-MAX NDDP F3)
f3-rd8-r-pc-takaboshi 昨日はラッキーで優勝することができて。でも前の二人のペースには全然ついていけなかったので、そこが第8戦の課題でした。
そこはエンジニアさんがクルマを仕上げてくれたのと、路面コンデイションがダンプだったのが味方してくれた感じで、レース内容は良かったと思います。
スタートも坪井選手がリタイヤしたことで実質4位になり、スタート自体もすごく良くて2位に上がれました。スプーンが少し濡れていて、ちょっとミスしたところを千代さんに抜かれちゃったんですけど、チャンスはあると思ってついて行きました。序盤のペースがいいというのがわかったのでずっとプレッシャーをかけてて、その中で千代選手がヘアピンでミスしたところを僕がバックストレートで差すことができました。山下選手もデグナーでミスをしたところで差を詰めることができ、次の1コーナーで前に出ました。展開的にも付ついていましたが、速さも証明できたと思います。
(佐々木)大樹くんと合わせて4勝することができて、21号車が現時点では最多優勝ということになり、そこはB-MAXレーシングチームとしても、ニスモの一員としても嬉しく思います。
2位 #36山下健太(ZENT TOM’S F312)
f3-rd8-r-pc-yamashita スタートはまずまず決まって、序盤でリードを築けたんですが、2~3周でタイヤがあったまってからは後ろとペースが変わらないのも見えてました。タイヤマネジメントとかそういう余裕はなくて、ずっとプッシュしていました。プッシュしている中でもどんどん追いつかれてしまいました。
高星選手に前に出られてからも付いて行こうと思ったんですが、セクター1はこっちが速くてもセクター3、4で離されてしまいました。スリップが使えなければもう1台にも抜かれていたと思います。
トムスが得意だった鈴鹿でこういうことになったので、シリーズは厳しくなりましたが、なんとかします。
3位 #22ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)
f3-rd8-r-pc-mardenborough レースはまあまあの結果でした。スタートは濡れている側のグリッドだったので、千代選手に抜かれてしまいました。
今日はセクター3がトリッキーで、特にスプーンが滑りやすかったですね。
今週末はいろんなことがあってがっかりしましたが、次の富士ではいつでも勝てるように準備をして臨みたいと思います。
Nクラス優勝 #9廣田築(アルビレックスF306 TLM)
f3-rd8-r-pc-hirota 今日は難しいコンディションの中でアルビレックスレーシングチームの皆さんがクルマを仕上げてくれて、完璧なレースをすることができました。
スタートで初めて順位を上げることができて、クラストップで走行していました。後ろから片山選手が来ていましたが、差を詰められることなくレースできました。
昨日走って改善点が見えていたので、今日は序盤勝負と思ってセットアップしました。その影響でコンディションの良くなった終盤にペースが上げられず、ファステストが取れなかったのは残念です。
今回クルマも仕上がってきて2連勝できたので、次の富士も自信を持って臨めます。
Nクラス2位 #30DRAGON(B-MAX Racing Team F306)
f3-rd8-r-pc-dragon 今日は難しいコンディションの中で、どちらのセットに振るか迷いました。クルマを変えたことで自分では判断つかなかったので、エンジニアに任せてフルドライのセットで行きました。
序盤東コース側は乾いていたんですけど、西コースが濡れていたので、タイヤが出来上がってくるまではすごく苦しくて、そこで前を抜くのに時間がかかって差を広げられてしまったので、今この位置にいるのかなと思います。
結果的にはいつも2位にいるということで、早くこの位置から脱したいというのが切なる願いです。今までこだわってきたクルマを諦めて今回1位3位の両名と同じクルマにしたのが良かったのかなと思います。次回はホームコースなので頑張っていきます。
クラス3位 #78片山義章(Petit LeMans Racing F306)
f3-rd8-r-pc-katayama 難しいコンディションで、プッシュして行ったんですがスピードが乗らず、一番気をつけていたスプーンで飛び出して順位を下げてしまいました。そこからはいくらプッシュしてもペースが上がらず、課題を感じました。
昨日のクラッシュもあり、自分の中で壊さない、ということに囚われたのが敗因かなと思います。
次は気持ちを切り替えて2連勝したいです。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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