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SF:第3戦富士決勝 上位3人のコメント

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優勝 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)
sf-rd3-r-pc-oliveira 今朝のウォームアップから決勝前までにクルマに少し改良を加えました。フリー走行1回目、2回目ともにドライで好調でしたし、午後の予選の結果も良かったので、雨でも自信はありました。
レースではスタートが重要ですが、それもうまく決まりました。パーフェクトとは言えないけど、アンドレアが失敗したようで前に出ることができました。でも1コーナーですぐ後ろにカズキがいることがわかって、油断できないなと思いました。
セーフティーカーが入ったことはちょっと僕には不利な状況でした。カズキの方がダウンフォースが少なめだったので、オーバーテイクされないためには最終セクションで充分なマージンを得ておく必要がありました。
2位 #1中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)
sf-rd3-r-pc-kazuki 昨日の予選、今朝のフリー走行と、ペースも流れも良くなかったので、レースには正直不安がありましたが、8分間のウォームアップでダウンフォースをちょっとつけたらフィーリングが良かったので、スタートさえ決めればいけるかな、という感じでレースに臨みました。が、スタートが全てでしたね。動き出しは良くなかったんですが、みんながイン側に殺到するので僕はアウト側に行ったら、それがうまくいって2位に上がれました。そこでレースは決まったようなもんでしたね。
JPよりダウンフォースが少ないのはわかっていたので、セーフティーカー明けがチャンスだったんですが、そこで決めることができませんでした。
でもその後のペースでも負けていたので、JPにどのみちかなわなかったのかなと。今日は2位で満足すべき内容でした。
3位 #38石浦宏明(P.MU/CERUMO INGING)
sf-rd3-r-pc-ishiura 昨日と今朝の状態で、フロントのサスペンション周りにトラブルが見つかりました。昨日からずっと違和感がありましたが、決勝前に改善されて、岡山のフィーリングに戻ったので、8分間の走行ではいける手応えがありました。
それでスタート決めれば選択肢が広がるなと。動き出しは悪くなかったんですけど、国本選手ともう1台に挟まれてしまってぶつかりそうになったのでブレーキを踏んで避けて、そこで難題かに行かれてしまいました。そこも運が悪かったし、リスタートでオーバーテイク押していたんですが、同じように押したアンドレに前に行かれました。そこまでは流れが悪く、どうやって打開しようかと思っていましたが、前がみんなピットに入ってしまって、一人になったので、アンドレとの勝負という状況になりました。アンドレが後ろを抑えているという情報は聞いていたので、アンドレとの差をどんどん広げていって、ピットアウトしても前に出れるタイミングまで引っ張りました。
あとはできる限りプッシュして走りました。
チームの判断がよく、表彰台に上がれたので、この結果には満足しています。
優勝チーム監督 星野一義(IMPUL)
sf-rd3-r-pc-hoshino 今回は練習、予選と調子がいいので、いろんなひとから「いけるね」と言われてプレッシャーを感じていました。クルマの心配はしていませんでしたが、スタートでアンドレがうまくいってないので、JPのデータを見せながら教えていって、あとは「好きなようにやってくれ」ってことで始まってみたら好きなようにやっちゃったという(笑)それもレースだし、勉強かなと。
JPはJPでもう任せっきりで、アンドレのことで忙しくて、そっちに気を取られているうちに一貴が迫ってきて「やめろよ」って思ってたんだけど(笑)
一貴はダウンフォースが少ないのはセクタータイムを見ていればわかるんですけど、それを次回のデータに生かしていいクルマに仕上げたいです。
クルマを変えることはできないので、人間を変えようと思って、それがすごくいい方向に行っているのかなと思っています。
常にチャレンジする中で、逃げ出したくなることもあるけど、逃げ出さないでよかったなと思いました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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