SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 予定の半分を消化して再び#23モチュールGT-Rがトップに!GT300は依然として#61BRZが独走中

スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」の決勝レースは87周を消化、折り返し点を通過した。

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昨年もタイヤバーストが相次いだ真夏の耐久だが、今回も何台もの車両がこれに見舞われることになった。
特に序盤上位を快走していた#86クリスタルクロコランボルギーニは30周目と60周目に2度ものバーストに見舞われ、60周目のバーストでは破裂したタイヤが配管を傷つけ、炎上するアクシデントに発展。
これによりでセーフティーカーが導入されることになった。
この時点でGT500クラスは67周を消化しており、トップは依然として#18ウイダーHSVだった。

コース上を走行していた車両は一旦スタートライン上に停止させられることになり、ピットレーンは閉鎖されたが、このタイミングで11台の車両がピットに入ってきてしまい、順次90秒のペナルティストップを課せられることになった。
対象とされたのはGT500では#1REITO MOLA GT-R、#24D'Station GT-R、#38ZENT セルモSCの3台。
GT300では#2エヴァ初号機マクラーレン、#3S Road NDDP GT-R、#5マッハGoGoGo車検GT-R、#9NAC攻殻機動隊ポルシェ、#22グリーンテックSLS、#31aprプリウスだ。

これにより、74周目のレース再開で一旦はトップに躍り出た1号車は80周目にピットへ。
代わってトップに立ったのは#23モチュールGTーRだった。
ピットオープン後に相次いで行った2度目のピット作業で#18ウイダーHSVの前に出た格好だ。
2位に#18ウイダーHSV、3番手にはなんと11番手スタートの#12カルソニックGT-Rがつけ、序盤上位争いを展開していた#36ペトロナスSCは大きく遅れて6位に後退してしまった。

一方、相次ぐペナルティで順位が混乱したGT300クラスだったが、#61スバルBRZの優位は揺るがず、SCランを経てもなお後続に32秒の大差を付けて独走を続けている。
2番手にはヨルグ・ミューラーの活躍などもあって#4初音ミクBMWがつけ、#52オキナワIMP SLSが3番手だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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