Solar Car Race

ソーラーカーレース2010鈴鹿決勝ヒート1 熾烈なトップ争いを制したのは#5芦屋大学A

ソーラーカーレース鈴鹿2010は7月31日、鈴鹿サーキットにて公式予選と決勝ヒート1を行い、#5芦屋大学ソーラーカープロジェクトAチームが4時間で55周を走破し、トップでフィニッシュした。
また、エンジョイⅡクラスはこの日が決勝となり、#6パンダサンが優勝している。

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FIA公認イベントとして1992年から始まったソーラーカーによる耐久レースも今回で19回を迎えた。
今年はドリーム、チャレンジ、オリンピア、エンジョイⅠ、Ⅱの各クラスに海外チームを含む合計82台が終結、午前の予選、午後のヒート1と熱い戦いを繰り広げた。
決勝レースはこの日に4時間、翌8月1日に4時間の2ヒートで構成され、合計の周回数で順位を競う。そのヒート1は午後1時にスタートした。

ポールポジションの#5芦屋大学Aチームはオープニングラップで一気に後続を突き放した後は順調に周回を重ね、ピットストップで一旦は#1OSU大阪産業大学にトップを譲ったものの、#1OSUがピットストップを行った後は再びトップに立ち、そのまま55周を走りきって明日のヒート2もポールからスタートすることとなった。
#1OSUチームは予選4番手からスタートで一気に飛び出し、2位に浮上すると一時#5芦屋大学Aの0.3秒後方まで迫ったものの、結局そのままの順位でフィニッシュ。ヒート2での逆転に賭けることとなった。
なお、3位にはオランダから参戦の#3Nuon Solar Teamがつけた。このチームには2008年の全日本F3チャンピオン、カルロ・ヴァン・ダムがドライバーとして参加している。

ドリーム、チャレンジ、オリンピアの3クラス混走での決勝ヒート2は1日午後1時から、それに先立ってエンジョイⅠクラスの決勝は午前7時20分から、それぞれ4時間で行われる。

Text:Kazuhisa Suehiro


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