全日本GT選手権

GTインサイドレポート5

'94全日本GT選手権
Rd1 富士スピードウェイ                              Date  4/30   13:00
4月30~5月1日
GT インサイド・レポート 5                                 for FMOTOR4
15.決勝タイヤの抽選行われる。ラッキーナンバーは3?
 GT選手権で使用できるタイヤは、予選・決勝を通じて3セット以内。このうち、
決勝スタート時に使用を義務づけられるタイヤの抽選が、29日9時半過ぎから行わ
れた。各チームの代表者と競技委員が見守る中、技術委員の右手によってクジが引
かれ、使用するタイヤのナンバーが決められた。3セット使用するチームはフロン
ト右が3番、左1番、リア右が3番、左が3番となった。抽選番号3のタイヤが多
く選ばれたが、この3番をラッキーナンバーとするのは、さてどのチームだろうか!
16.#3  ユニシア・ジェックス・スカイライン
 長谷見昌弘のFRスカイラインは、4/14のSUGOテストでシェイクダウン
を行った。当日はニューツーリングカーとの合同テストとなったため、長谷見自身
は開幕の迫ったニューツーリングカーのテストに掛かりっきりとなり、7月の十勝
24時間でチームに加わる福山英朗と羽根幸浩の手でテストは行われた。サスペン
ション・ブラケットのボルトが緩んでしまうという、シェイクダウン特有の細かい
トラブルが発生したために連続走行が出来ず、20ラップほどでテストを終了した。
長谷見昌弘の手により29日から本格的なテストを行っているが、タイトコーナで
の強いアンダーステアの問題に悩まされている。これ以上キャンバー角をつけられ
ないため、対策を検討中。金曜には、ブースト圧が上がらないという問題もかかえ
ており、この2点の対策に追われている。
17.なごやかな雰囲気に包まれた車両検査
 予選日の朝8時30分より、注目されるGT選手権の最初の車両検査が行われた。
車検場の周辺には朝早くから来場した熱心な観客の姿も見られ、スマートなGTマ
シンに熱い視線を注いでいた。最初の数台は、車検委員もエントラントもGTマシ
ンの車検は初めてということで、軽い緊張感に包まれていたが、進行していくに従
ってマシンの改造に対して賞賛やジョークも出るなど、なごやかな雰囲気に変わっ
てきた。レギュレーションに対する若干の解釈の差はあったものの、全車規定をク
リアしており、特に問題はなく車検は終了した。
18.富士スピードウェイ気象予測情報
 現在、日本海に中心のある移動性高気圧は、これから今夜にかけて本州付近を覆
うが、5月1日はこの冷たい空気を伴った高気圧の勢力圏内となる。2つの性質の
異なる高気圧にはさまれて本州中部は気圧の谷となる。そのため、薄雲が主体であ
るが時々雲が厚くなり、サーキット付近では降らない見込みであるが、山麓で多少
の雨が降る可能性がある。
                    提供:GTアソシエーション事務局
古屋 知幸   = MGG01235 =


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