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全日本F3000

CABIN富士F3000リリース

  CABIN RACING TEAM RACE INFORMATION
         ’90年全日本F3000選手権
   第2戦 CABIN日本インターナショナルフォーミュラ選手権レース
          星野、開幕2連勝で王座奪取へ加速
        片山健闘、3位入賞。歓喜のキャビン・デー
         星野一義 予選A組1位 決勝 優勝
         片山右京 予選B組2位 決勝 3位
 1990年全日本F3000選手権・第2戦は、「CABIN日本インターナショ
ナルフォーミュラ選手権レース」が、4月15日(日)静岡県・富士スピードウェイ
で開催された。キャビン・レーシングチームは、このレースに星野一義、片山右京の
陣容で参戦した。
 2組に分かれて行われた公式予選は、天候の影響でクラッシュ続出の波乱の展開と
なった。その中で、星野は終始安定した速さを示し、ポールポジションを獲得。午前
中の予選でタイムが伸びなかった片山も午後のセッションで挽回に成功し、2列目の
グリッドにつくこととなった。
 決勝レースでは、星野が一度も首位を明け渡すことなく走り切って開幕戦に続く勝
利を挙げる一方で、片山も健闘。前年度のチャンピオンの小河選手に続く3位でチェッ
カーを受けて表彰台に上がった。キャビン・レーシングチームのドライバーが同時に
表彰台に上がったのはこれが初めてのことである。
<体制>
キャビン・レーシングチームwithインパル
 ドライバー:星野一義
 監督   :金子 豊
 マシン  :ローラT90-50/無限(Tカー ローラT89-50/無限)
キャビン・レーシングチームWITHヒーローズ
 ドライバー:片山右京
 監督   :田中 弘
 マシン  :ローラT90-50/DFV(Tカー レイナード89D/DFV)
<公式予選>
 1回目の公式予選が始まるとき、空からはまだ細かい雨粒が落ちており、コースは
完全にウェットで状態であった。A組の星野はレイン・タイヤを装着してコースイン、
1分30秒583を記録。2位の松本恵二選手を0秒366抑えて首位に立った。
 B組の公式予選は、路面状況が徐々に好転しつつある状況の下で行われた。セッショ
ン後半、ドライタイヤを装着してタイムを短縮する選手が出る中、片山はレインタイ
ヤで走行を続行。タイムは1分26秒384で15位となる。
 A組2回目のセッションは完全ドライのコンディション。星野はポールポジション
を奪取すべく1セット目の予選用タイヤを装着してコースイン、1分18秒195を
記録する。続けて、2セット目の予選用タイヤでさらにタイム短縮にかかる。結果は、
1分17秒950。星野は不満気だが、堂々たるコースレコードタイムだ。
 B組2回目のセッションが始まる頃、空模様が再び怪しくなる。予選用タイヤを2
セットとも温存したのはいいが、もし雨が降り出してタイムアップの機会を失ってし
まえば、予選落ちの可能性もある片山は気が気でない表情だ。しかし、なんとか天候
は崩れず、片山はタイムアタックにとりかかることができた。結果は1分18秒01
2。ロス・チーバー選手に続くB組2位へと進出だ。チーバー選手は、B組トップな
がらA組の星野のタイムを破ることができなかったため、ポールポジションは2戦連
続で星野のものとなり、片山はグリッド2列目外側に並ぶこととなった。
 星野一義選手:1分17秒950 A組1位(ポールポジション)
 「練習走行では平気で17秒5くらいのタイムが出ていたので、今日はそれを破る
のが目標だったんだ。だけど100Rで遅いクルマにひっかかってしまって、思う通
りのシフトアップができなかった。あれで、多分コンマ5秒くらい損したんじゃない
かな。チーバー選手あたりは、2回目のセッションで17秒5くらいのタイムを出し
てくるだろうと思ったから、内心ポールポジションはあきらめていたんだ。だから、
思いがけずポールがとれてラッキーな気分だ。今回のレースは、鈴鹿よりも自信がな
いな。苦しいレースになると思うよ。コンマ1秒を争うようなね。鈴鹿はコーナーが
多いから後ろの車を離すこともできるんだけど、富士は変化があまりないコースだか
ら、いやだね。1コーナーに必死でトップで飛び込んでも、最終コーナーからの直線
で、クルマの差だけで抜かれるってこともあるんだから。決勝レースは多分満タン状
態で20秒後半のペースになるんじゃないかな。そこで、20秒前半のタイムに乗せ
られればぶっちぎりができるかもしれないね。」
 片山右京選手:1分18秒012 B組2位
 「1回目のセッションは、雨のセッティングで走りました。ミッションもタイヤも
ね。予選用タイヤを午後までとっておきたかったんですよ。でも、あのタイムはなかっ
たな。最後にコースインしたとき、もっとタイムを縮めておくはずだったんだけど、
タイヤを暖めすぎたのか、スタビライザーのセッティングを外したかで、まっすぐ走
れる状態じゃなくなってしまったんです。2回目のセッションが始まる前に天気が悪
くなりそうになったときには、気が気ではありませんでした。本当に緊張しました。
最後にあのタイムが出せて、ホッとしました。ベストタイムを出したとき、ちょっと
ミスしているんですよ。あれがなければ、前にいけたかもしれませんね。」
<決勝レース>
 日曜日は、4月とは思えないほどに冷え込んだ。上位の予選タイムが接近し、接戦
が予想されるだけに、スタート前からコースは緊張感に満ちていた。フォーメーショ
ンが始まる直前、星野の隣にいたチーバー選手のマシンが急拠ピットへ引き戻された。
ミッション・トラブルだ。思いがけないチーバー選手の脱落で星野ばかりでなく片山
にとっても状況は有利となった。なにしろ片山の前方をふさぐマシンは存在しなくなっ
たのだ。
 スタート直後、今度は片山の隣にいた松本選手がエンジンをストールさせてしまっ
た。こうして、星野と片山は開幕戦に続いて難なく1-2フォーメーションを組むこ
とになった。
 片山は9周目まで2位を走るが、10周目の1コーナーで小河選手にかわされ、3
位に下がる。星野は、小河選手との間隔を保つ力強い走りを終始展開、一度も首位を
明け渡すことなく開幕2連勝を飾った。星野がこの富士での第1戦に勝ったのは、1
976年以来(11戦ぶり)のことである。
 一方、片山は後方から追い上げてきた和田孝夫選手の圧力を受けながら健闘、結局
3位のポジションを守り抜いてチェッカーを受けた。片山にとっては、F3000選
手権参戦3年目、初の表彰台となる殊勲であった。
 星野一義選手:優勝 1時間00分26秒740
 「本当に疲れた。当然チーバー選手との戦いになると思っていたんだが、ああいう
形でいなくなってしまってとても残念だったよ。走り出すと、クラッチの調子が悪く
なって、いつもコーナー手前で早め早めにブレーキを踏まざるをえなかった。ローラ
T90のクラッチは皆んな、おかしい、と言うね。何か欠陥があるのかもしれない。
後方から小河選手が追いかけてくるのが、怖かったね。だから、マシンを降りたとき
には嬉しいというより先に、ホッとしたよ。しかし、右京はいいドライバーになった
ね。序盤後ろから迫ってきたけど、怖いくらいだったよ。3位入賞はたいしたもんだ
よ。今日は走っていて、お客さんがたくさんいたのがわかった。日本のF3000が
戦国時代になっているのを、お客さんもよく知っているんだろうね。こうやってモー
タースポーツが盛り上がるのは本当に嬉しいことだよね。」
 金子 豊監督
 「朝のウォームアップ走行のときに、クラッチがおかしいというので、決勝レース
前にマスターシリンダーの交換はやったんですけどね。勝ててよかった。今回はウィ
ングを少し寝かせ気味にして直線重視のレースをやりました。スタートの直線で一気
に後ろの車を離して楽な展開にもっていきたかったからね。そのせいで、コーナーで
は少しきつくはなったけど、これで良かったんだろうな。しかし、もう少し楽に見て
いたかったよね。もっとも、ぼくたちがハタで見ているより、本人は余裕を持って走っ
ているみたいだけど。ライバルのマシンが次々と壊れていくので、気が気でなかった
よ。三鷹の神明社という神社のお守りをずっと握りしめていたんだけど、ほら、折れ
ちゃった。みんな、思ったより速かったねえ。でもね、10年以上勝てなかったこの
レースに勝ったのは、大きいよ。これで4連勝はかたい、とぼくは思っている。いけ
るよ。」
 片山右京選手:3位 1時間00分37秒138
 「走り出したらクラッチのストロークがだんだんなくなっちゃうんですよ。で、結
局クラッチなしで走っていた。クルマの調子は良かったですね。最初、星野さんの後
ろについたときには、こりゃ1コーナーで抜いちゃおうかな、と思ったくらい。でも、
ピットからは『落とせサイン』が出ていたから、大それたことはやめておこう、と。
そうしたら、星野さんがペースを上げ始めたのがわかった。それでじわじわ離されて
しまいました。どこで離されるのか、わからないくらいじわじわと離されてしまうん
ですよ。小河さんもじわじわペースを上げていくんだけど、ぼくだけペースが上がら
なかったんですね。和田さんの追い上げはきつかったですよ。もうこっちはクラッチ
がないし、後ろからは和田さんが迫ってくるし、頭が混乱してどうしていいかわから
なくなっちゃったくらいです。終盤、和田さんがググッと迫ってきたときには余りに
も慌てて、100Rでスピンしそうになっちゃったんですよ。でもなんとか持ち直し
て。ベストタイムが44周目に出ている? 和田さんが来るんで、もういくしかない
と思って1コーナーに突撃しちゃいましたからねえ。」
 田中 弘監督
 「ドキドキなんかしませんよ。ちょっとハラハラしたけど。これは同じことか。と
にかく、完走して結果を残したかった。右京には、自分のペースでいけ、絶対に無理
して差すな、と言っていたんです。チャンスがあればいけるんだから、それまでは危
険を冒すな、と。ウォームアップで少しオーバーステア気味だったので、星野、小河
とは違うタイヤをつけさせた。これが良かったかな。右京は、こっちの言うことにちゃ
んとレスポンスしてくれるドライバー。だけど、まだまだ問題点もある。例えば、今
日のレースだって速かったり遅かったり、タイムにムラがあるんだ。速さではひけと
らなくても、遅いところで差をつけられていく。星野、小河との差はそこにあるんで
すよ。こういうのを今、少しづつ直しつつあるところ。右京とは戦いながらね。でも、
うまくいってますよ。今年は準備で、来年思い切ってやろう、と思っていたことを今
年できそうですね。45周のレースの44周目にベストタイムを出してくる。レーシ
ングドライバーにはこういうのが必要なんです。この先? 3の次は2、その次は1
しかないよね。」
     ’90年全日本F3000選手権ポイントランキング表
第1戦 3/ 4 鈴鹿  第2戦 4/15 富士  第3戦 5/13 西日本
第4戦 5/27 鈴鹿  第5戦 7/29 菅生  第6戦 8/12 富士
第7戦 9/ 2 富士  第8戦 9/23 富士  第9戦 10/28 富士
第10戦 11/28 鈴鹿
              1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 合計
順位 ドライバー
 1 星野 一義      9 9                  18
 2 ロス・チーバー    6 0                   6
 2 小河  等      0 6                   6
 4 松本 恵二      4 0                   4
 4 長谷見昌弘      3 1                   4
 4 片山 右京      0 4                   4
 7 マウロ・マルティニ  1 2                   3
 7 和田 孝夫      0 3                   3
 9 中子  修      2 0                   2
<順位による得点>
 順位  1 2 3 4 5 6
 得点  9 6 4 3 2 1
   提供:CABINレーシングチーム事務局
(ファイルアップの途中でシステムから落とされ、二重ログインになってしまい、
個人IDで、このファイルを登録しました。こちらのIDは、めったに使いません
ので、メールなどを出さないようお願いいたします(すがや))


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