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全日本F3000

F3000:【レースレポート】Round2 SUZUKA

■片山右京、鈴鹿2連勝!シリーズポイントリーダーに■
 上位は、ほとんど順位を変化させず、周回を繰り返していた。そんな中、ハーバー
トと松本の接触事故が発生する。
 松本とハーバートのバトルは既に15周目辺りから始まっていた。ハーバートを
ピッタリマークした松本がサーキットを駆け抜ける。松本は次第にヘアピンがポイ
ントで有ることに気づいた様だ。そして、ヘアピンで思い切ってコーナーのインを
つく。しかし、ハーバートは、巧みにブロックをして抜かせてくれない。何度かは、
松本のマシンのノーズとハーバートのタイヤが触れているのではないか、と思わせ
る程の激戦だった。第1コーナーでも仕掛けてみたが、こちらはハーバートの方が
遥かに速い。
 そして、21周目、130R手前から、ピッタリ後ろに付き右に左にマシンを激
しく振って牽制する松本。シケインでのブレーキング競争。ほぼ同時にシケインの
1つ目のコーナーへ。ところが、シケインはそれほど広くはなかったのだ・・・。
 松本のマシンの上にハーバートのマシンが乗り上げる格好となって、このバトル
は、終った。マシンを降りた松本はハーバートに怒りをぶつける様にステアリング
を投げつけ、ハーバート食って掛かった。このレースもう一つの象徴的なシーンだっ
た。
 その時、トップはファイナルラップを目指して周回を重ねていた・・・。
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1991 ALL JAPAN F3000 CHAMPIONSHIP
ROUND 5
MILLION CARD CUP RACE
Round2 SUZUKA
SUZUKA CIRCUIT
25-26 MAY 1991
ミリオンカードカップレースRound2鈴鹿
全日本F3000選手権シリーズ第5戦
Report/Youichi Fukuda[NBG01300]
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 暑い。雨が降るという天候の予想は大きく外れ、太陽はまるであざ笑うかの様に
容赦なく照りつけ、マシンをいじるメカニックの額を汗がつたう。予選を行った金
曜、土曜との天候の変化は各チームの戦略に微妙な影を落した様だ。特に星野、松
本などのベテラン勢はレース前のインタビューにもいつもの元気が無い。
 ポールは片山が、鈴鹿での第1戦に続き奪取した。フォーメーションラップは、
その片山を先頭に、やはり第1戦と同じ位置を占めた小河、マルティニと続く。と
ころが、各車がグリッドにほぼ整列を完了したころ、そのマルティニがエンジンを
ストールさせてしまった模様で、オフィシャルから赤旗が提示された。これでスター
トは一旦ディレイ。再スタートは5分後と決定された。マルティニのピットからメ
カニックが飛びだし、マシンに取り付く。さいわいエンジンの再始動にはさほど時
間は掛からなかった様子で、マシンは無事グリッドヘ着くことが出来たが、マルティ
ニのフォーメーション参加はオフィシャルが黄旗で一旦制止、最後尾スタートを指
示したため、マルティニは予選3番手の位置で全車が通り過ぎるのを待たなければ
ならなくなった。
 そして、再スタートのため全車がグリッドに着く。3番手のマルティニの位置が
ポカリと空く。前の居なくなったバイドラーと横の居なくなった星野はスタートを
狙う。
 シグナルが赤から青に変わると全車一斉に第1コーナーへ。ここで、中谷がエン
ジンストールしたのかスタートに失敗。最下位にドロップした模様。
 オープニングラップは片山を先頭に小河、星野、バイドラー、ハーバートの順。
早くもバイドラーが激しく星野を攻めている。しかし、このバトルはそう長くは続
かなかった。バイドラーは1周目から星野の後ろを激しく動いていが、2周目コー
ナーのインにアタックしたバイドラーと星野が接触。バイドラー、星野とも順位は
若干落したもののそのまま走行を続けた。
3周目、バイドラーは1分53秒台のハイペースで前の2台を追う。そのバイド
ラーにハーバートが接近。早くも、上位は接戦となった。
 4周目を終了したオーダーは片山、小河、バイドラー、ハーバート、星野、松本。
先頭を行く、片山は1分52秒941を叩き出して逃げる。
 照りつける太陽。予想外に暑くなったサーキットの悪魔は第1コーナーにいた。
そしてマシンが通ると手招きをした。4周目に中子、6周目に古谷、金石、8周目
に服部、舘がここでコースアウト、戦列を離れた。
 順位を落していた星野は懸命にハーバートを追撃、6周目にインからパス、4位
に。
7周目、ダニエルソンがピットへ。ノーズコーンを替えてコースへ飛び出して行
く。
8周目の片山のタイムは1分52秒000。さらに10周目、同じ周回の2位、
小河の1分52秒268、3位、バイドラーの1分52秒496を上回る1分51
秒876マーク、快調に逃げる。また、星野も11周目に1分51秒台を叩き出し
て上位4台が激戦の様相を呈してきたと思われた。
 ところが、12周目、2コーナー辺りで星野がグリーンにマシンを出してしまう。
すぐにコースに復帰したが、何かトラブルが発生したのか?
 同じ頃、マルティニがピットへ。ミッショントラブルの模様。彼がメットを取る
と汗が滝のように吹き出すのが解る。そして、雨が降るという天候の予想とは裏腹
に日差しは益々きびしくなる。
 13周目、チーバー、ピットへ。そして、そのすぐ後を追って、星野がスローダ
ウンしてピットへ。フロントノーズのアンダー部をヒットした模様で、補強すると
すぐにピットを後にした。
 15周目の順位は片山、小河、バイドラー、ハーバート、松本、クロスノフ。再
び星野ピットへ。フロントノーズを交換すると、まるで怒りをぶつける様に加速し
てピットアウトしていく。星野はこのあと17周目にもピットインする。
 18周目、片山は小河の動きを見ながら52秒台をキープ。この2台にをバイド
ラーが1分51秒861で追う。
 19周目、ピットインを繰り返していた黒沢がついにマシンを降りる。
 24周目、小河がタイムを51秒台に上げる。すると、すかさず片山も51秒台
を叩き出す。同じくバイドラーも51秒台で追う。
 レースはこの後、29周目に最後尾スタートの中谷が7位争いで盛り上げたもの
の、片山が小河以下のタイムを完全にコントロール下に置き、午後3時12分の片
山を先頭にしたファイナルラップを迎えることとなった。
 片山の完全勝利だった。F1を目指す男として有名な片山は最後に、このレース
の賞金はなにに使うのか?と言う質問に、「モナコにクルーザーでも買います」と
言い残してサーキットを去った。
 * 文中に使用しました周回数はタワー表示に1周加算したもの、タイムは全
  て手元(ストップウォッチ)計測によりますので、公式の記録及び結果では
  ありません。出来る限り正確を期しておりますが、間違いがあった場合は申
  し訳ありませんが御指摘ください、訂正させて頂きます。
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                       レポート/福田 陽一[NBG01300]


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