SUPER GT

SUPER GT第8戦オートポリス スーパーラップ

 SUPER GT第8戦オートポリス、スーパーラップの予選が15日、オートポリスで行われ、GT500クラスはTAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が、GT300クラスはプリヴェチューリッヒ紫電(高橋一穂/加藤寛規組)がポールポジションを獲得した。

 午後3時5分、定刻より5分遅れて各クラス1~10位のグリッドを決めるスーパーラップが始まった。

1014_shiden.jpg  先ずは、GT300クラスから。予選1回目10位のエンドレスアドバンCCI Zの影山正美からタイムアタック。1'51.794でこれが後続アタッカーのターゲットタイムとなった。

 次に登場は予選9位のJIM CENTER FERRALI DUNLOPの田中哲也。1'51.776と僅差で影山を上回りトップに立つ。このタイムは、後続のプロμマッハGOGOGO車検320R九州の玉中哲二、WILLCOM ADVAN VEMAC 408Rの黒澤治樹も更新することが出来ず。

 しかし、5番手スタートのTOY STORY Rasing MR-Sの高木真一が1'51.279を出しトップに立つ。吉兆宝山DIREZZA Zの佐々木孝太も梁山泊apr MR-Sの大嶋和也もこのタイムを更新できず、高木のトップは安泰。

 残り3台。雨宮アスパラドリンクRX7の山野哲也が1'51.026でトップ立つが、続くプリヴェチューリッヒ紫電の加藤寛規が各セッションで山野のタイムを上回りなんと、1秒以上速い1'49.049を叩き出して逆転した。最後に午前の暫定ポールEBBRO BTEC MAZZORA 350Rの黒澤琢也がアタック。しかし加藤のタイムに届かず。紫電のポールが確定した。

1014_takata.jpg  午後3時43分よりGT500クラスのスーパーラップが始まった。トップバッター、カルソニックインパルZのブノワ・トレルイエがコースイン。タイムは、1'42.230。次に登場のECLIPSE ADVAN スープラの土屋武士が1'42.606、続くZENTセルモSCの立川祐路が1'42.332、triple a サードスープラGTのアンドレ・クートが1'43.201、MOTUL AUTECH Zのミハエル・クルムが1'42.376、Mobil 1 SCの片岡龍也が1'42.680とトップに届かず。最初にアタックしたトレルイエが依然としてトップに立っている。

 残り5台。NSX勢最初のアタッカーはRAYBRIG NSXのセバスチャン・フィリップ。各セクションでトレルイエのタイムを上回り、1'40.980と1秒以上の差でトップに立った。次に登場のARTA NSXのラルフ・ファーマンも更に加速。1'40.720でフィリップを上回ると。その上を行くスピードでNSX勢最後のアタッカー、TAKATA童夢NSXの小暮卓史1'40.638を出しトップに立った。

 最後のアタッカーは、XANAVI NISMO Zの本山哲。セクター1、セクター2とも小暮のタイムを上回り、ポールポジション奪取かと期待が高まったが、しかし小暮のタイムにもファーマンのタイムにも届かず1'40.814。3位に終わった。

 明日、15日の決勝は午後2時より65周にわたって争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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