SUPER GT

SUPER GT第4戦菅生 NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

SUPER GT 第4戦 「SUGO GT 300KM RACE」
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■開催月日:2005年7月23日~24日
■開催場所:スポーツランドSUGO国際レーシングコース
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■公式予選

■カルソニック インパル Zがポールポジョン獲得!
モチュール ピットワーク Zは3番グリッドを確定

 本山哲/リチャード・ライアン組のザナヴィ ニスモZが優勝を遂げたSUPER GTマレーシア・ラウンドから1ヶ月。7月23日にSUPER GT第4戦公式予選が宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。10時10分からの公式予選1回目。ウェイトの重い#1は本山が1分17秒061のベストタイムを記録したが、最終的には12番手。#22モチュールピットワークZはクルムがアタッカー。1分16秒707のベストタイムは6番手の記録で、スーパーラップ進出を決めた。また、#12カルソニックインパルZは井出がセットアップとタイムアタックを担当。トップタイムの#18 NSXと1/1000秒差の1分16秒099で2番時計であった。

 2回目の予選が始まったのは、2時55分。#1ザナヴィ ニスモZはライアンが1分17秒366を記録するものの5番手タイムでスーパーラップ進出を逃した。GT500のスーパーラップには、波乱が待ち受けていた。注目の対決カードである#12 Zと#18 NSXは、計測ラップで予選1回目トップの#18 NSXが痛恨のコースアウト。井出有治がドライブする#12 Zがその脇を通過すると、1分15秒994という驚異的なタイムでコントロールラインを通過した。この瞬間誰もが#12のポールポジョンを確信した。しかし#18がコースサイドから排除され、最後の走行枠となった#22 Zと#32 NSXがタイムを出すと驚きはさらに広がった。ミハエル・クルムがアタックした#22 Zが#12 Zに続く1分16秒123を出してニスモピットが沸き、そして、その直後に#32 NSXが井出のタイムをさらに上回る1分15秒810を記録したからだ。

 暫定結果は#12 カルソニック インパル Zは予選2位、#22 モチュール ピットワーク Zは3位、#3 G’ZOX・HASEMI・Zが5位となった。しかし首位となった#32 NSXがスーパーラップ中のレギュレーション違反を指摘され、夜遅くなってポジションダウンの裁定が下された。これによって、#12 カルソニック インパル Zが繰り上がり、ポールポジションとなった。3位以下の順位には変更はなし。 #1ザナヴィニスモ Zは13位の位置からスタートする。

■決勝

■カルソニック インパル Z が5位入賞
 モチュール ピットワーク Zは7位、ザナヴィ ニスモ Zは8位

 7月24日、スポーツランドSUGO(1周3.704km)で、SUPER GT 第4戦「SUGO GT 300km RACE」決勝レースが開催された。レースは11周目にGT300車がクラッシュ炎上して赤旗中断となり、10周までの第1パートと中断後の第2パートに分けて行われた。

 午後2時8分決勝レースは始まった。#12 Zを先頭にトップグループはクリーンなスタートを決め、11周目にレースが中断されるまで井出はレースをリードし続けた。柳田の#22 Zは序盤の数ラップを3位で周回したが、タイヤカスを拾いハンドリングが悪化。10周目までに9位にまで順位を落としてしまった。また、#3 Zは1周目にひとつ順位を落としたが、9周目に#22 Zを抜いて5位に返り咲いていた。そして、#1 Zは1周目に13位から11位に順位をあげ、その後10位となって11周目の周回に入った。その時点でGT300車がクラッシュ炎上して赤旗中断となった。

 レースは残り68周を第2パートとして、フォーメーションラップを経て再開された。2度目のスタートもトップから第一コーナーに向かった井出の#12 Zは両側から#32 NSXと#100 NSXに挟まれながら行き場を失いさらに後続車に接触されハーフスピンしてコースアウト、16位まで順位を下げてしまった。その後井出は猛然と追い上げ、再開後26周目に8位でトレルイエに交代した。彼も上位車をパスし続けたが、結果5位でチェッカーフラッグを受けることとなった。

 10位から再スタートした本山の#1 Zは、再開後6位に上げて周回したが、90kgのハンディウェイトは厳しく、8位に後退。26周目に7位でライアンにドライバー交代した。ライアンも重い車重によるハンドリングの難しさに耐えながら52周目には6位まで浮上したが、終盤耐えきれず8位でレースをフィニッシュした。9位から再スタートした柳田は、その後ポジションを守り続け、23周目にピットイン。後半を受け持ったクルムは、タイヤ交換によって適正なハンドリングを取り戻しハイペースで上位車を追った。7位にポジションアップしてレース終了を迎えることとなった。なお、#3 G’ZOX・HASEMI・Zは一時3位を走行したが、レース中盤からエンジンが不調となり度々ピットインして調整を行った。しかし終盤にレース続行が不能となり、ピットガレージにマシンを引き入れた。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html



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