- 優勝 #2アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
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昨日の予選が終わった後でセッティングを変更したらそれがうまくいきました。
スタートで4位に上がりましたが、カズキを抜くのは難しくて、何周も掛かってしまいました。その後はロイックを全力で追いましたが、中々抜くことが出来ませんでした。彼にペナルティが出てくれて少しラッキーでしたね。
松田とはストラテジーが違ったようで、タイヤが最後までもたなかったように見えました。
今日のクルマの仕上がりは素晴らしかったので、ハードにプッシュできました。予選では最終セクターが難しかったですが、一日は短いので中々修正できませんでした。予選が終わってから気付いたことがあったので、それを取り入れたのがうまくいきました。
シーズン序盤のタイヤテストに参加できなかったので、ニュータイヤの使い方がわからず苦戦しました。
この先どうなるかを予想するのは難しいですが、最終戦に出られないのでタイトルは難しいかも知れません。
WECではロイックのチームに30ポイント差を付けられているので、もし最終戦で逆転できないことがわかったら、アウディに欠場を申し入れようかと思ってるほどです(笑)契約があるので、そうはいかないと思いますけど。 - 2位 #38平手晃平(P.MU CERUMO INGING)
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今朝のウォームアップでは調子が良すぎる位の仕上がりだったので、決勝では行けると思いましたが、天気がどんどんよくなって朝の状態と変わってきたのでセッティングをどうしようか迷いました。
スタートでは失敗してしまってトムスの2台に前に行かれてしまいました。
その後、一貴選手を2度もオーバーテイクすることになり、移籍後初の表彰台に上がれました。一旦抜いたのに、ピットストップで遅れてもう一度抜くことになった点について、チームにはまだまだ改善すべきところがあると感じました。これからチームと話し合ってトムスに続く良いチームにしていきたいです。
チームにとっては2008年以来の表彰台です。いままで国本と一緒にチーム作りをやってきて、やっと戦える状態になってきました。チームやエンジニアさんには感謝しています。 - 3位 #16山本尚貴(TEAM 無限)
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前戦に続いて3位を獲得できました。結果的には良かったんですが、内容は平手選手にもアンドレ選手にも離されてしまったので、ドライビングの面でもクルマの面でもまだまだです。それでも以前の無限の状態を考えたら良くなってきているとは思います。
今回、プロジェクトリーダーの坂井さんが誕生日と定年を迎えることになったので、今日のレースはどうしても勝ちたかったですが、表彰台に上がれたことで少しはお返しが出来たかなと思います。
これからももっと上を目指して頑張っていきます。
過去はずっとポイントを穫れない状態でもてぎを迎えていましたが、今回は表彰台を2回とってレースに臨みます。この結果がチケットの売れ行きにも影響すると思うし、地元のファンや友人、それから一度もレースを見たことの無い地元の皆さんにも大勢観に来て欲しいと思います。 - 優勝チーム監督 舘信秀
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今回は色んな作戦の選択肢がありましたが、一番オーソドックスな作戦を選びました。セーフティーカーの時にも入れるか入れないか迷いました。星野さんのところは不運でしたね。申し訳なく思います。
今日はアンドレの強さが目立ったレースでした。
アンドレと一貴選手のバトルは見ていてハラハラしました。二人とも上手い選手ですが、もしもということがありますからね。
一貴はアンドレよりも多めのガソリンを積む作戦でした。セッティングもうまくいってなくて、最後までアンダーステアが消せませんでした。
Photo: Yoshinori OHNISHI

