スーパー耐久シリーズ第7戦 SUGOスーパー耐久レース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2002年10月5日-6日 ■開催場所:スポーツランドSUGO ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇アイフェルダンロップインプレッサが今季3勝目!! タイトル争いは最終戦富士に [予選:10/5] 予選日は晴れ。午後2時10分から40分間行われた予選には、クラス2車両10台、全ク ラスで39台が参加。第3戦鈴鹿と第4戦もてぎでクラス優勝している吉田寿博/清水和 夫の#2アイフェルダンロップインプレッサが、1分33秒010でクラス3位(総合12位)、 大橋正澄/貞方邦介/川島伸の#57グラムライツSweet☆GDBが1分33秒538でクラス7位 (総合19位)につけた。 [決勝:10/6] 決勝日は朝から雲がかかり肌寒いが、2万8600人の熱心なファンがSUGOを訪れた。12 時38分、135周レースの決勝スタートが切られた。アイフェルダンロップインプレッ サは吉田が、#57グラムライツインプレッサは地元の大橋がスタートを担当した。 20周を過ぎたあたりで、ランキングトップでクラストップを走行していた#11プー マランサーがペースダウン。トップは#20RSオガワランサーとなり、#2インプレッ サも31周目に#11プーマランサーを抜いてクラス2位に。そして#20RSオガワラン サーを捕らえ、52周目にクラストップに躍り出た。 また#57グラムライツインプレッサは57周で貞方に交代。しかし交代して8周目に左 フロントのハブが折れリタイアを喫してしまった。#2アイフェルダンロップインプ レッサは燃料ぎりぎりの67周でピットインして清水に交代し、トップを守ったまま コースに復帰した。しかしこの作業の際に交換用のタイヤを立てて置いてしまい、 これがS耐の規定違反(交換するタイヤは平置きしなければならない)となり、ペナ ルティの黒旗が掲示されてしまった。清水は10秒ストップのペナルティを受けクラ ス2位にドロップ。 コンスタントラップを刻む清水は#20RSオガワランサーに抜かれクラス3位に落ち たが、ステディな走行を続け、ライバルの様子をうかがう。いっぽうトップの#26 エンドレスランサーはマシントラブルで後退。101周で#20RSオガワランサーが2 回目のピットに入ると、#2アイフェルダンロップインプレッサは再びトップに浮上。 ここでチームは、2ピット作戦を変更して、1ピット作戦に切り替え、そのまま2位と の差を守り今季3勝目を挙げた。これでランキングトップとの差、20点が一気に4点 となり、最終戦で逆転チャンピオンを狙うことになった。 ■清水和夫選手 「エンジンの回転を落として燃費を考えながら走った。終盤(2位との)差が1分あっ たら、ピットインして給油してペースを上げたけど、40秒差だったしね。1ピットで もタイヤはもったし、燃費のコントロールはチームの作戦の勝利。みんなの歯車が 合ってるから、最終戦は勝つしかないでしょう!」 ■決勝結果 Pos.--Cls--Cls Pos. Machine Driver Lap 1--1--1 エンドレスアドバンGT-R 木下みつひろ / 青木孝行 135 2--1--2 ファルケン☆GT-R 竹内浩典 / 田中哲也 135 3--3--1 FORTUNE科芸専RX-7 大井貴之/山下潤一郎/加藤雅也 131 4--2--1 アイフェルダンロップインプレッサ 吉田寿博 / 清水和夫 131 5--2--2 RSオガワADVANランサー 小川日出生 / 福山英朗 / 伊藤勝一 131 6--N+-1 5ZIGEN INTEGRA 服部尚貴 / 道上 龍 131 7--3--2 BP ADVAN NSX 古橋 譲 / 玉本秀幸 / 小林正吾 131 8--3--3 C-WESTアドバンRX-7 尾本直史 / 長島正明 130 9--3--4 イエローハットRX-7 小松一臣/ 入口秀輝/ 千原 誠 130 10-4--1 SPOON S2000 ED 小幡 栄 / 竹内啓敏 130 ---2--- グラムライツSWEET☆GDB 大橋正澄 / 貞方邦介 / 川島伸 64 ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 [スバルモータースポーツマガジン]