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Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT 7/4


全日本F3選手権シリーズ 第6戦 予選結果
鈴鹿サーキット・7月4日(土)

伊藤大輔、復活の今季初ポールを獲得!

 猛暑の中、全日本F3選手権第6戦の公式予選が行なわれた。久しぶりにいつ
もより1週間多くインターバルが開いた今回のレース、各チームとも後半戦に突
入するこの1戦に向けて着々と準備を進めていた。スキルスピード+伊藤大輔も
この間、鈴鹿サーキットでテストを敢行し、万全なる体制でこのレースに臨む予
定であった。実際、新たなセッティングを追求するため様々なプログラムを立て
データを取りながら順調な仕上がりを見せていたが、テスト終了間際に伊藤はコ
ントロールを失いマシンのリヤセクションを大破。慢性的な財政難に陥る我々に
とっては、キツイ状況を作ってしまった。
 マシンをなんとか修復できたのは、レースウィークに入る水曜日だった。完璧
にマシンを直したはずではあるが、走りはじめてどんなところに問題が出るか不
安であったが、その心配も杞憂に終わった。今回は金曜日から走りはじめたが、
伊藤はアグレッシブに走行。クラッシュによるマシンへの後遺症もなく、順調に
マシンを仕上げていった。鈴鹿にやってきてもやはりトムス勢の速さは強烈で、
金曜日のセッションはダンブレック選手と舘選手が1、2番手をゲット。伊藤は、
今回元気がいい金石選手を間に挟んで4番手で終えていた。
 公式予選が行なわれる土曜日も快晴。午前中から30度を越える猛暑となった。
午前中のフリー走行でピットアウト後すかさずトップタイムをマークし、その存
在をアピールした。しかし、他のチームと同様残り約10分でタイヤを交換し予
選を想定したアタックに入る予定であったが、ピットイン直前に伊藤は第2コー
ナーでコースオフ。グラベルにはまってしまい、最後の確認できないままセッショ
ンが終わってしまった。マシンには大きなダメージはなかったが、実はテストの
時も同じ2コーナーでクラッシュし、昨日も同じ場所でコースオフ。そして今日
また同じ場所……。伊藤にとって今年はこの2コーナーが鬼門と言え、予選でそ
れが精神的にどう影響するか心配された。
 迎えた公式予選、うだるような暑さ。路面温度も50度を越え、タイヤの消耗
を考えると本当に1、2周が勝負どころと言えた。正しいタイミングで、正確か
つアグレッシブなドライビングが必要だった。シリーズ上位陣が動いたのは、残
りも15分過ぎた頃だった。まず加藤選手が2分02秒699で02秒台に突入
したのを皮切りに、激しい予選アタック合戦が始まった。
 次に金石選手が加藤のタイムを破りトップに立ったのも束の間、黒澤選手が2
分02秒279でトップに立った。伊藤はその1周後、ラスト10分でアタック
に入った。ゆっくりとコースを1周し、集中力を高めていっきにアタックに入る。
その伊藤の1周目、いきなり02秒の壁を破る1分01秒762という圧倒的な
タイムをマーク。伊藤はそのままアタックを続け、2分01秒148を2周目に
マーク、後続を0秒776突き放す。次の周ではタイムを更新できなかったこと
から、チームでは一度ピットに入れることにした。その時点で01秒台に入って
きたのは、金石選手とダンブレック選手の2名。確かにこの季節では驚異的なタ
イムではあるが、彼らをはじめ他のライバルたちが、いつ伊藤のタイムを上回っ
てくるかわからない。最後の闘いに備え伊藤にはフレッシュタイヤが用意され、
ラスト3分というところで、最後のアタックに出た。
 伊藤の最後のアタックは、2分01秒155と自己ベストより僅かに及ばなかっ
たものの、ダンブレック選手もタイムを更新できていなかった。残るは最後にチェ
ッカーを受けることになる金石選手。彼がコントロールラインを通過するまで気
が気でなかったが、結局彼も伊藤のタイムには及ばず伊藤の今季初めてのポール
が確定した。
 これまでリズムに乗り切れなかった伊藤大輔であったが、今回は伊藤らしい速
さが戻ってきた。後半戦におけるイニシアチブをもぎ取るためにも、明日の決勝
レースは露骨に優勝を狙う。


伊藤大輔
「午前中にまたマシンを壊してしまい、スタッフには申し訳ない気持ちで一杯だっ
た。マシンが直った時、『ありがとう』と言おうと思ったが、結果で彼らにその
気持ちを伝えることにしたんです。だから、ポールを取れてすごく嬉しい。明日
はこれまでの恩返しかな。厳しい闘いになるでしょうけど、最後まで頑張ります」


百田義弘監督
「今回はなぜかよくコースオフしてどこか集中力に欠ける面があった。だから最
後までどうなるのかわからなかった。タイム差もあったからニュータイヤを温存
しておきたかったが、彼の気を引き締める意味でもう一度アタックに出した。僅
かな差でタイムを更新できませんでしたが、いい走りを見せた。まだ予選が終わっ
ただけにすぎないのですが、今日の彼には満足です」

深尾栄一チームマネージャー
「なにかとドタバタしましたが、最終的にポールを取れて結果オーライという感
じですか。期待させたり、平気でその期待を裏切ったり、よくわからないドライ
バーですね。でも正直ホッとしています。後半戦を考えると極めて重要なレース
だからこそポールはどうしても取っておきたかった。明日もこのまま逃げ切りた
いですね」


                          SKILL SPEED 深尾栄一



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