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SGT:特別戦富士スプリントカップGT300クラス第2レース 昨日に続き、田中哲也が追い上げジェイアイエムゲイナーのフェラーリが2連勝!

 JAFグランプリ富士スプリントカップGT300クラス第2レースは、14日富士スピードウェイで決勝レースを行い、昨日に続き後方から追い上げたジェイアイエムゲイナーの田中哲也が22周を走って優勝した。

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 決勝レースは昨日と同じく14時からフォーメーションラップ開始。密山祥吾(CINE CITTA' タイサンポルシェ)はピットスタート。影山正美(HANKOOK PORSCHE)がエンジンストールで最後尾となり、各車グリッドオン後、スタンディングスタートでレースが始まった。

 トップで1コーナーに飛び込んだのは予選2位の黒澤治樹(マッハGOGOGO車検408R)。2位にはポールシッターの新田守男(ARTA Garaiya)が続いたが、なんとこのフロントロー2台はジャンプスタートと判定され、それぞれ3周終わり、4周終わりでドライビングスルーペナルティを消化。下位に沈むこととなった。

 これで実質的にトップに立ったのは1周目に3位でコントロールラインに戻ってきた横溝直輝(アップスタートMOLA Z)。2位には柳田真孝(TOMICA Z)とフェアレディZ2台がでレースをリードする展開で決勝が始まった。

 このZ2台に続いたのは3位土屋武士(ZENT Porsche RSR)、4位田中哲也(JIMGAINER DEXCEL DUNLOP FR430)、5位谷口信輝(M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7)、6位井口卓人(COLLORA Axio apr GT)、7位加藤寛規(アップル・K-one・紫電)。

 5位争いが激しい。井口をかわして6位に上がってきた加藤が谷口に迫る。7周目のAコーナーでかろうじて加藤との争いを制し5位を守った谷口だったが、8周目の同コーナーで再び仕掛けられついに加藤が谷口をかわして5位に上がった。

 9周目の1コーナーでは4位の田中が3位の土屋に並びかけるが抜けず。この白熱した争いは11周目のAコーナーで決着がついた。田中がインから土屋に並びかけ、土屋も100Rでアウトからかぶせるが田中が前。これで田中が3位に上がった。

 一方、トップ争いも10周目あたりからきん差となってきた。各コーナーでドッグファイトを繰り広げるが、ついに14周目の1コーナーでに柳田が横溝のインを差しトップに立った。

 3位に上がった田中もハイペースでZ2台を追い上げる。16周目には上位3台は完全に団子状態になり、17周目の1コーナーで柳田と横溝の間に割って入り2位浮上した。

 田中の次のターゲットはトップの柳田。18周目のストレートで柳田に並びかけ、ついに1コーナーまでにトップに立った。

 トップに立った田中はその後もペースを緩めることなく、2位以下を引き離しそのままトップでチェッカー。昨日の平中に引き続きジェイアイエムゲイナーのフェラーリが2連勝を飾った。

 2位には柳田、3位に横溝とZが2-3。4位には加藤の執拗な追撃を振り切った土屋が入り、5位は加藤、6位は谷口となった。

 また、GT300クラスの第1レースと第2レースのポイントを合わせた総合結果は、優勝が連勝したJIMGAINER DEXCEL DUNLOP F430(田中哲也/平中克也組)、2位がTOMICA Z(柳田真孝/星野一樹組)、3位がCOLOLLA Axio apr GT(井口卓人/国本雄資組)となっている。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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