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SGT:第9戦富士フリー走行 伊藤大輔がトップタイムで復活をアピール!

スーパーGT第9戦「富士GT300kmレース」の決勝前フリー走行は、レクサスSC430勢が上位を独占。
これがGT復帰戦となる伊藤大輔が終了間際に1分35秒321を叩き出した#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨルン・ ビルドハイム)がトップタイムとなった。

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フリー走行は午前8時35分より30分間で行われた。
既に昨日からの雨は止んだもののコース上にはまだ濡れた部分が残っており、開始直前にウェット宣言が出されたため、 チームによって走り始めのタイヤチョイスが分かれ、GT500クラスではNSXやザナヴィGT-Rらは浅溝でコースに出て行ったが、 すぐに全車スリックに履き替えていった。

既にレコードライン上は乾いており、昨日のポールタイムはあっという間に更新されてしまった。
セッション前半のトップは#39デンソーサードSCの1分36秒147。ドライバーはアンドレ・クートだ。

このサードを皮切りに、このセッションではレクサスSC430勢が相次いで好タイムを連発してきた。
残り10分をきったところでは片岡龍也の駆る#35宝山ダンロップが1分35秒702、その2分後には#36ペトロナスのアンドレ・ ロッテラーが1分35秒667、続いてリチャード・ライアンの駆る#38ZENTセルモが1分35秒526と相次いでトップに立つ。
更には、このレースがGT復帰戦となる#6エネオスの伊藤大輔がチェッカー直後に1分35秒321を叩きだし、 トップでこのセッションを締めくくった。

これで1位から4位までがレクサスSC430が占め、5位の#1ARTA NSXを挟んで6位にも#25エクリプス、 8位に#39デンソーサードと、レクサス勢の好調振りが目立ったセッションとなった。

GT300は開始早々に#88ガイヤルドの松田秀士が1分45秒128でトップに立ったが、 開始12分で#26谷口信輝が1分45秒058を出してトップにたつ。松田は13分すぎに1分44秒384で再びトップに立つが、 終盤#4EBBRO UEMATSU320Rの松下昌揮が1分44秒082、#62WILLCOM ADVAN408Rの柴原眞介が1分44秒202と、 ヴィーマック勢が立て続けに好タイムをマークして1-2位を占める結果となった。

2008シーズンの最終戦決勝は午後2時スタート。66周の戦いだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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