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SGT:第9戦もてぎ公式予選1回目 好調ペトロナスSCが暫定ポール! GT300はウェッズスポーツがトップタイム

2009オートバックスSUPER GT第9戦「もてぎGT250kmレース」は、#36PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)が1分46秒688で公式練習に続いてトップ。
GT3OOクラスはポイントリーダーの#19ウェッズスポーツIS350(織戸学/片岡龍也組)がトップだった。
(天候:晴れ コース:ドライ)

091107Q1GT500

091107Q1KRAFT

091107Q1GT300

公式予選1回目は午後0時50分より45分間の混走で行われた。
今回はもてぎ恒例のノックダウン方式を予選2回目で行ってグリッドを決めるため、ここでは予選通過基準タイムをクリアすることと、予選2回目に向けての最終調整が目標となる。
気温は更に上がってきている

序盤トップに立ったのは、公式練習でプロペラシャフトのトラブルに見舞われた#6エネオスSC。すぐに#8ARTA NSXがそれを上回るタイムでトップに上がってきた。
カラーリングを一新して最終戦に臨んだ#35KRAFT SCも石浦宏明が好タイムを記録、この時点で 8号車に次ぐ2番手につけていたが、残り時間20分となったところで突如ピットレーンでストップ。メカニックに押されてガレージに戻ってきた。
原因はプロペラシャフト。午前中の6号車と全く同じ症状だ。

そのまま修復作業に入った35号車は残り時間1分あまりで漸く大嶋がコースイン。アウトラップという不利な条件ながら、残された時間で最大限のアタックを行ったが、タイムは1分55秒357と、予選通過基準タイムとなる1分54秒333に惜しくも届かなかった。
上位3人の平均値の107%という基準タイム、算定基準となる3番目のタイムをチームメイトの石浦が記録していたのはなんとも皮肉な結果だ。
これにより35号車の予選落ちが決まった

この間にトップに立ったのが、午前中トップの36号車だ。
ロッテラーが残り時間15分で1分46秒688を記録、脇阪にステアリングを委ねる。
2番手には8号車、KRAFTの予選不通過により6号車が3位に入った。

GT300クラスは開始早々に#19のIS350を駆る片岡が1分56秒579を記録、これがこのセッションのベストとなった。
2番手には午前中トップの#81ダイシン。藤井のタイムは片岡に僅か0.02秒差に迫るもの。
既にタイトルの可能性が消滅した81号車だが、勝利にむけて好感触を得ているようだ。

以下、3番手#2紫電、4番手#7RX-7とランキング上位陣が順当につけるが、#46エスロードZは12番手に終わっている。

Text:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA


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