SUPER GT

SGT:第7戦もてぎ予選 MOTUL AUTECH Zがセカンドローを獲得 (NISMO)

■「MOTUL AUTECH Z」がセカンドローを獲得

 首都圏を直撃した台風9号が過ぎ去り、再び暑さが戻った9月8日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて今季のSUPER GT第7戦公式予選が行われた。

 これまでスーパーラップ形式を取り入れていた公式予選は、今回初めて「ノックダウン方式」を採用することとなった。ノックダウン方式では午前の予選1回目は基準タイムクリアのみに使い、午後の予選を3セクションに分けて、それぞれ数台ずつを振り落とし最終的にトップ8の車両が同時にアタックする。

 午前に行われた公式予選1回目は、GT500クラスに出場する5台のZと10人のドライバーはそれぞれ基準タイムをクリア。「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)はクルムが4番手タイムを記録し、「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)の柳田がセットしたタイムが8位、「カルソニックインパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)はトレルイエが9番手に続いた。

 ハンディウェイトが重い「XANAVI NISMO Z」(#23本山哲/リチャード・ライアン)は10位(本山)だが、4位の#22 Zとのタイム差は約0.2秒だ。「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)はオリベイラが15位であった。

 午後、気温33度という真夏のような猛暑の中、SUPER GT初のノックダウン方式による公式予選が行われた。午後2時55分からGT500のセッション1がスタート、セッション1は4台がノックダウンされ12台がセッション2に進出することになる。Z勢では、#12 Zのブノワ・トレルイエが4番手タイムを出してセッション2へ進出。柳田真孝の#3 Zが6番手、ミハエル・クルムの#22 Zが8番手と続き、本山 哲がアタックを担当した#23 Zが10位で通過。4台のZが引き続きセッション2を走ることになった。

 8台に絞られるセッション2がこの日のノックダウン予選のハイライトとなった。10分間のこの走行時間で、#22 Zのクルムが渾身のアタックで2番手タイムを記録。トレルイエの#12 Zがクルムの0.2秒差でコントロールラインを通過すると、Z勢でセッション3へ進出するのはこの2台に限られるかと思われた。しかし、第5戦より好調を維持する柳田の#3 Zが終了間際に5番手タイムを出し、トップ8に残ることとなった。

 3台のZが参加したセッション3は#22 Zが4位、#3 Zが5位、そして#12 Zが8位のタイムを出して走行を終了。3台のZはそろってセカンドロー、サードローからの決勝レーススタートとなった。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO



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