GTアソシエイション(GTA)は8月23日、スーパーGT第6戦が開催されている鈴鹿サーキットで定例会見を行い、 坂東正明代表が来年度のカレンダーについて説明した。
日程については既にJAFから8月10日付で発表されているが、
今後F1開催の申請が出されることになれば調整が入る可能性があるとのことだ。
また、今回オートポリス戦が外されることとなった経緯については、エントラントの経費削減という観点で様々な方法を検討した結果、
他に有効な方法がなかったことと、どうしても遠征費の高騰をカバーできなかったことなどから「断腸の思い」で決断したとのことであり、
GTAとしては将来的にオートポリス戦の復活にむけて取り組んでいくとしている。
また、今回初めてフォーミュラニッポンとの併催という形で予定されている特別戦に関しては、開催日が11月13-14日であることと、
開催地が富士スピードウェイであることだけが決定しており、内容については未だ検討中とのこと。
坂東代表は「決まり次第、きちんとした形で発表したい」としつつも、
FNにGT両方に出場しているドライバーを考慮してレース距離などを考えねばならないこと、
往年の名ドライバーに走ってもらうことも検討していることなどに言及している。
2010シーズンは3月20-21日の鈴鹿サーキットを皮切りに、10月23-24日のツインリンクもてぎまでのシリーズ全8戦と、 11月13-14日富士スピードウェイでの特別戦が開催される予定だ。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI