SUPER GT

SGT:第6戦富士 今季初登場のRn-sports JIMGAINER F430は22位 (JIMGAINER)

  • FUJI GT 250km RACE
  • Rn-sports JIMGAINER F430
  • 観客動員数:予選日15,800人・決勝日:27,800人
  • 予選:16位・決勝:22位
  • Dr:Masayuki UEDA / Masataka KAWAGUCHI

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  • 2011年9月10日(Sat)
  • 9:15~11:00 FREE PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:26℃ 路面温度:32℃
  • 13:00~13:35 FIRST QUALIFYING PRACTICE 天気:FINE 路面状況:DRY 気温:34℃ 路面温度:43℃
  • 14:45~ SUPER LAP QUALIFYING 天気:FINE 路面状況:Dry 気温:31℃ 路面温度:41℃

 2011年シリーズもこの富士戦を入れて残り3戦となりました。今回から10号車も参戦が決まり、2台体制でJIMGAINERは戦って参ります。マシンは昨年11号車で1年間使用し、JAFグランプリでも優勝を果たしたFIA-GT2のF430になります。

 10号車に乗車するのは、2009年度JIMGAINERから参戦しておりました植田正幸、川口正敬が再度ペアを組み、S耐同様プロに挑戦して参ります。11号車とともに最終戦まで応援宜しくお願いいたします。

 天候に恵まれた予選日。気温もぐんぐんとあがり、練習走行開始から終了までに30℃を超えていた。まず植田正幸から久しぶりのGT車両に慣れることとを基本に周回をこなす。

 先月末に岡山で初めてF430で練習走行を行っていたので、すぐに感覚を取り戻し、1分46秒台で走行。ある程度セットアップを行ってから、川口正敬と交代。

 再び予選シミュレーションを行うため植田と交代。しかしベストを計測した次の周に他車と接触。右後ろを破損。予選までにメカニックが懸命の修復を行い、予選に間に合うことが出来た。

 まず混走は川口から予選を開始した。川口は基準タイムをクリアするのがまず目的。しかし計測1周目に1分47秒台、2周目には1分46秒198と楽々とクリア。続いて植田もマシンチェックしながら、基準タイムをクリアしていく。計測2周目には今回初の1分45秒台で混走時間を消化。

 続いて300クラスの専有予選が10分間で行われ、植田がアタックしていく。計測1周目、2周目と徐々にタイムアップしていく。

 計測3周目のセクター1もベスト、セクター2もベストを計測していたが、痛恨のスピン。10分間の予選はあっという間に終わり、混走時間に出したタイムが予選タイムとなり、明日は20番手のポジションからの決勝スタートとになった。

Masayuki UEDA Comment
 予選1回目はセットがハマって、フレッシュのタイヤではベスト10に残る予定でしたが、アタック中にスピンをしてしまいました。マシン自体はベスト10に入れるくらいのポテンシャルはあったので、決勝は淡々と前を狙っていきます。
Masataka KAWAGUCHI Comment
 取り敢えず気をつけてるのは500です。今日は500クラスのマシンとは当たらない事を1番に考えて走りました。500クラスに当たらないことばかり気にしすぎて、スピンしてしまい、エンジンも掛かりにくかったので一瞬ヒヤッとしました。岡山で練習走行したときより、シフトが入りづらくアンダーも強くて戸惑いましたが、予選では劇的に変わってくれたので安心しました。ただやっぱり細かい部分で気になるところはまだあるけど、わかってきたことも何点かあるのでそれが出来れば、明日の決勝は10番手以内にはいける感じはします。
  • 2011年9月11日(sun)
  • 8:20~8:50 FREE PRACTICE / 9:00~9:15 CIRCUIT SAFARI 天気:RAIN 路面状況:WET 気温:23℃ 路面温度:25℃
  • 14:00~: FINAL 天気:CLOUDY 路面状況:DRY 気温:29℃ 路面温度:39℃

gt_r06_jg_10_02.jpg  朝のフリー走行は突然の雨から始まった。植田がマシンに乗り込み、フリー走行の開始を待っていると、突然に雨がコースを濡らし始める。路面が一気にウエットとなり、ウエット宣言も出されたが、ドライタイヤのまま走行を開始。しかし、雨も強くなり、2周し植田はピットへ。決勝の予報は晴れだったためと、あちこちでコースアウトする車両があったため、走行はこれで終了とした。

 決勝は予想通り晴れて、雨上がりのためかなり蒸し暑い。スタートを担当するのは植田。渋滞の中1周目は18番手で通過。しかしNo.74カローラにパスされ19番手に。しかしまた抜き返し18番手に。No.74とはこのあと何周かにわったってバトルを展開。16周目に17番手に上がってからは順位を上げていく。他車のルーティーンピットもあり、26周目には9番手のポジションで川口と交代した。

 川口のペースも悪くなく、1分47秒台をコンスタントに刻む。しかし、植田がピットインの際にピットロードの速度違反を犯し、川口がドライブスルーペナルティーを受けることに。この時点で19位に後退。

 しかし前を行くNo.5とは1周2~3秒以上川口の方が速いラップタイムを刻み、22秒あった差もみるみるうちに縮まり、48周目には1.5秒差まで追い詰めてきた。最終ラップには必ず抜けると確信し、川口も最終コーナーに焦点を合わせていた時だった。最終ラップの第3セクターで、500クラスの1位、2位が後方に追いつく。13コーナーまででこの2台をパスさせたが、プリウスコーナーで#5号車に詰まった500のマシンがスローダウンし急にイン側に進路変更してきた。イン側を走行していた川口はこれを避けきれず、500クラスのマシンと接触してしまう。その為#5号車を最終コーナーで抜くことも叶わず、18番手でチェッカーを受けた。

 最後の最後で500クラスと接触したことにより、後味の悪い初戦となってしまったが次戦はより一層の注意を払いレースに臨まなければならない。

Masayuki UEDA Comment
 予選を失敗したので、何とか1台でも多くパスすることを考え、前半からプッシュしていました。フレッシュタイヤとのマッチングが良くなくて、アンダーステアが出てましたが、もう少しペースを安定させて走らないと、10番手というには見えませんね。ただ10番手以内を走るポテンシャルがある車なので、残り2戦で何とか沢山のポイントをゲット出来るようにします。
Masataka KAWAGUCHI Comment
 結構自分では良いペースで走れていたと思います。前を行くマッハ号も絶対抜けると信じて最終ラップに入りました。最後の接触でペナルティを受けましたが、僕自身避けることが出来ませんでした。500クラスと当たっては元も子もないので、次戦はもっと500クラスに気を付けて、良いポジションでチェッカーを受けたいですね。
Text & Photo: JIMGAINER


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