SUPER GT

SGT:第4戦SUGOフリー走行 ホンダHSVが上位独占。トップタイムは#8ARTA

スーパーGT第4戦のフリー走行はホンダHSV勢がトップ4を占める結果となった。
トップタイムは#8ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)で、松浦が終了直前に1'17.153を叩き出した。
GT300クラスは#48DIJON Racing IS GT-R(高森博士/千代勝正組)が1'22.376でトップだった。

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決勝日を迎えたスポーツランドSUGOは早朝こそ上空に分厚い雲が覆い被さっていたものの、サポートレースの86/BRZ決勝が終わった辺りから薄日が射し始め、路面も徐々に乾き始めていた。
スーパーGTのフリー走行は午前9時よりウェット宣言の下で30分間の走行を行ったが、ほぼドライと言って良い状態での走行となった。

始まってすぐに好タイムを記録したのは#19ウェッズスポーツSC、#24D'station GT-Rのヨコハマ勢。
アンドレ・クートが1'17.706を記録して19号車がトップに立った。

しかし走行開始から10分が経過したところでGT300クラスの#2エヴァRT初号機マクラーレン(高橋一穂)と#31パナソニックaprプリウスGT(新田守男)が4コーナーで絡んでストップしたため、赤旗中断となった。

コースマーシャルの手を借りて2台が自走でピットに戻った後、9時15分より走行は再開。
ここでBSタイヤユーザーがペースを上げ、#18ウイダーHSVが1'17.358でトップに。
しかしここで#31プリウスがまたしても4コーナーでコースオフしたため二度目の赤旗中断が入ってしまった。

残り時間10分で9時25分に走行は再開。
すると今度は目下ランキングトップで70kgのウェイトハンデを背負う#100レイブリックHSVを駆る小暮が1'17.291をマーク。
更には終了1分前に#8ARTA HSVを駆る松浦孝亮が1'17.153を叩き出してトップに躍り出た。
3番手には#17ケーヒンHSVが上がり、これでホンダHSVが1-2-3-4を形成。そのままチェッカーとなった。

なお、レクサスSC勢の最上位は#39デンソーサードの6位、ニッサンGT-R最上位は#12カルソニックの5位。
ポールシッターの#1MOLA GT-Rはこのセッションをクラス最後尾の15番手で終えている。

GT300クラスはセッション前半に#48DIJON GT-Rがトップタイムを記録、それに#16無限CR-Z、#33ハンコックポルシェが続く結果となり、ポールシッターの#61スバルBRZは6番手だった。

第4戦決勝は午後2時より81周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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