スーパー耐久

S耐:第6戦SUGO IMPREZA、トップ走行中トラブルで8位フィニッシュ (SUBARU)

◇PROVA FUJITSUBO IMPREZA、トップ走行中にまさかのトラブル
で8位フィニッシュ
東和・MOTUL・ED・インプレッサもトラブルで6位

 S耐第6戦は宮城県のスポーツランドSUGOにおいて開催され、吉田寿博/松田晃司/川口正敬の#2 PROVA FUJITSUBO IMPREZAは、クラスポールからスタートしてトップ快走中にタイヤトラブルが発生。ST2クラスで8位となった。また大澤学/井尻薫の#59 東和・MOTUL・ED・インプレッサが第4戦富士以来2戦ぶりにスポット参戦。こちらもマシントラブルに悩まされ6位でゴールした。

【公式予選】

 27日の予選は台風20号の前線の影響で雨模様となり、コースコンディション不良につき中止。決勝当日の朝8時から行われることとなった。開けて28日、8時からAドライバー予選、8時30分からBドライバー予選が行われ、A、Bドライバーのタイム合算により、#2インプレッサは2戦連続3回目のポールポジションを獲得。また#59インプレッサは8位と出遅れた。

【決勝レース】

 12時42分、500kmの決勝レースのスタートが切られた。#2インプレッサの松田は、予選で出遅れたST1クラスのポルシェを先行させるものの、クラス2位のライバル#11ランサーに対してはリードを開いていった。そして51周目には総合2位まで浮上。56周でピットインして吉田に交代し、クラストップでコース復帰することになった。

 しかしなんということか、61周目に左リヤタイヤが原因不明のバーストを起こしペースダウンしてピットイン。タイヤ交換と同時にサスペンションのチェックを行うが、ダンパーのリザーバータンクのオイルラインが切れて修復は不可能となった。吉田はその状態でトップの#11ランサーとは同一周回ながらほぼ1周遅れの6位でコースへ復帰。さらに思うように動かないサスペンションにもかかわらずまずまずのラップタイムで周回を重ね前を追っていった。

 しかし、クラス3位までポジションを回復した91周目に今度は左フロントのハブベアリングが悲鳴を上げた。吉田はそのままピットガレージへ入りここで修復作業が始まった。上位入賞の可能性も絶たれたがメカニックの懸命な作業は20分ほどで完了。川口がコースへ復帰、何とかリタイアは免れクラス8位でチェッカーを受けた。

 一方#59インプレッサは井尻がスタートドライバーを務めてステディに周回を重ねていき7位を走行していた38周目、突然ガス欠症状が起きてピットイン。しかしガソリンは十分に残っていた。井尻はそのままピットアウトし、6位まで追い上げた73周で2回目のピットイン。ここでフロントタイヤ2本を交換して給油を済ませ大澤が8位でコースへ出て行った。大澤も安定したドライビングを続け、6位までポジションアップ。そのまま最後まで走りきり6位でチェッカーを受けた。

 このレースで#2インプレッサはシリーズのポイントランキングも3位へ転落。最終戦もてぎではシリーズ2位確保と優勝を目指すことになる。また#59インプレッサも最終戦へ参戦を予定。万全の体制で表彰台の獲得を狙う。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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