4月8日、日本レースプロモーション(JRP)は、先日倒産したレイナード・モータ ースポーツ社のフォーミュラ・ニッポンへの影響について、日本代理店である株式 会社ルマンとともにレイナード社に社員を派遣して行った調査結果を発表した。 それによると、 1)今後のレイナード社の正常な生産販売活動は期待できない 2)2002年は代理店である株式会社ルマンの部品在庫で問題はないと判断できる 3)レイナード社にも可能な限りの部品供給を要請、同社も協力を約束した 4)2003年以降は、現状を維持することは難しく、早急に対策を検討する とのことで、今回の倒産は、事実上レイナードシャーシのワンメイクとなってい る現在のフォーミュラ・ニッポンへの影響は避けられず、来シーズン以降の対策 を早急に検討する必要に迫られることになった。 元々フォーミュラ・ニッポンは2004年に車両規則の変更を控えていたが、今回の レイナード社の倒産劇で、これを1年前倒しにすることになりそうな気配だ。