Japanese F3

F3第3戦 筑波チャレンヂカップ 決勝


見事にスタートを決めたアンティヌッチ。一方オリベイラはまたしても...(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第3戦の決勝は、4月10日15時30分より筑波サーキットにて行われ、
#1リチャード・アンティヌッチが見事なスタートでホールショットを奪い、そのまま
逃げ切って初優勝を遂げた。

気温26度にも達する今年一番の暑さの中、32周の決勝レースがスタートした。
開幕2戦でスタートを失敗したPPの#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラがまたしても
出遅れ、2番グリッドのアンティヌッチがトップで1コーナーに飛び込むと、#4ロニ・
クインタレッリがそれに続く。オリベイラは#33池田大祐にも迫られるがなんとか
3位を守って追い上げにかかる。
3周目の最終コーナーでクインタレッリがダートにはみ出してスピン。かろうじて
クラッシュは免れたが、最後尾に落ちてしまう。
これでトップ争いはアンティヌッチとオリベイラの一騎打ちとなり、オリベイラは
ファステストラップを連発しながらアンティヌッチを攻め立てるが、アンティヌッチ
も付け入る隙を与えず、終始1秒差以内の緊迫したデッドヒートがファイナルラップ
まで続いた。結局オリベイラはアンティヌッチを攻略することが出来ず、優勝は
アンティヌッチのものとなった。

3位には、序盤でジャンプアップに成功した#36番場琢が後続を寄せ付けず、開幕以来
3戦連続での表彰台を獲得した。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦 決勝結果

-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
 1   1  リチャード・アンティヌッチ      D   F304    T 3S-GE   32Lap   -
 2  10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ  L-D F106/04 H MF204C  32Lap  0.622
 3  36  番場琢                          D   F304    T 3S-GE   32Lap  7.553
 4  33  池田大祐                        L-D F106/04 T 3S-GE   32Lap  9.741
 5   7  山本左近                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 13.114
 6   3  横溝直輝                        D   F303    T 3S-GE   32Lap 13.621
 7   8  中嶋一貴                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 14.275
 8   2  武藤英紀                        D   F304    H MF204C  32Lap 17.233
 9  12  ファビオ・カルボーン            D   F303    N SR20VE  32Lap 17.886
10  19  柴田裕吉                        D   F302    T 3S-GE   32Lap 32.372
11  32  小早川済瑠                      L-D F106/04 T 3S-GE   32Lap 32.901
12  14  柳田真孝                        D   F302    N SR20VE  32Lap 33.337
13   4  ロニ・クインタレッリ            D   F302/3  T 3S-GE   32Lap 34.825
14  50  磯崎元彦                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 47.115
-----------------以上完走------------------------------------------------------

Fastest Lap #10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 52.200(5/32Lap)


Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン


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